自分のスタイルを知る
新しいことに取り組む時、
自分がどんなスタイルをとっているか、というのを
意識されたことはあるでしょうか。
例えば、
じっくり観察するスタイルや、
とにかく考えるスタイル、
とりあえずやってみるスタイルなどです。
先日、一緒に勉強している仲間と、
簡単なチェックリストの結果を突き合わせてみました。
すると面白いことに、
みんなスタイルがバラバラなのです。
もちろん似通ったスタイルの人はいましたが、
このスタイルがいないということはなく、
同じ環境で、同じ道を目指しているもの同士でも、
情報をもとに理論立てて取り組む人、
まずはやってみて、その経験を活かす人など、
実に様々でした。
ちなみに、
上述のチェックリストとは別の話ですが、
ここ、横浜心理ケアセンターのスタッフも、
スタイルは三者三様です。
先日、スタッフ同士で
このブログについて話していたのですが、
どんな時にネタを思いついて、
それをどうやって記事にするか、
面白いほどに違っていました。
これに関しては、
このブログを読んで頂いている方のほうが、
それぞれどんなスタイルなのか、
よくご存じかもしれません(笑)
自分のスタイルを知り、
他の人のスタイルを知ると、
自分に足りないところを補わなければと考えるかもしれません。
あるいは、
あの人とは価値観が違うのだから、
どうやったってわかりあえないと思うかもしれません。
実際、自分のスタイルの偏りのために、
うまく動けないと感じることはありますし、
スタイルが違う人との衝突もあると思います。
しかしこの二つの出来事を通して、
自分のスタイルを知ることで生まれるのは、
焦りや諦めだけではないことに気づかされました。
例えば、
自分の苦手なところでは、
それが得意な仲間に頼ればいいということ。
その分、自分は自分の得意なところで頑張れば、
それが苦手な誰かに貢献できるということ。
そしてそう考えると、
スタイルが違う人と一緒にやっていくことについて、
衝突を恐れる気持ちよりも、
心強さの方が大きくなるのです。
これからも、
自分が得意なことを頑張りながら、
他のスタッフと協力して、
椎名先生をバックアップしていきたいと思います。
文：スタッフ T.S.
代表：椎名 あつ子
2015.10.13