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夫婦

私達は、27年前に恋愛をし、結婚して24年が経ちました。
結婚当初は言いたい事、思った事をすぐさまぶつけ合い、
嫉妬をしながらも、
誰よりもお互いの事を理解している関係、
かけがえのない、世界で一番大事な人だと思っていました。
愛があふれていました。
 
それから24年が経ち、日々の細かい事は指摘せず、
限界に達しそうになる直前に
「〇〇で困ってるので、どうしましょ?」
というような言い方で問うようになりました。
まあ、こう問えば角が立たちません。
〇〇と返事が返ってくると予想もつきます。
お互いを気遣いながら、余計な事は言わないようになりました。
気遣いとは、気に障る事を言わないよう、
言葉を選ぶ事でしょうか。
私が思うに、問いただせば良い!というものでもありません。
夫婦でも言ってはいけない事があります。
 
でも、時にはどうしても聞いておかなければならない事もあります。
夫の心の中は、予想はつきますが、本心はわかりません。
それは、私の心の中も同じで、
口に出して言わなければわからないところかもしれません。
夫婦として、どれだけ一緒に過ごしてきても、
心の中は計り知れません。
 
本当にお互いの全てを把握し、
理解していなければいけないのでしょうか?
私はそうだとも思いません。
知らなくても良い、言わなくても良い事も
たくさんあると思いますし、
色々な夫婦の形があり、
どれ一つも同じ夫婦は無く、さまざまだと思います。
答えに正解は無いと思います。
 
良く言えば空気のような関係、
つまり干渉し過ぎず、スペースを空けておく事も大事です。
 
大切な順番も少しづつ変化し、現在は、
1番は子供。
2番は両親。
3番は自分の時間。
4番は夫。
時間が経つとこんなにも変化してしまうんですね。
夫側のランキングはどうなのでしょう?
…1番は自分の時間かなと思います。
今度大事な物ランキングを聞いてみよう、と思います。
昔は、1番はお互いだったのかな?
 
子供には幼い頃から、
お父さんは私達家族の為に、一生懸命お仕事をしてくれている。
そのおかげでご飯も食べられて、学校も行けている。
お金も大事に使わなければいけない。
お父さんに感謝しなさいと、呪文の様に、何かにつけて言っていました。
おかげで子供は父親を尊敬し、大好きな父親と思っているようです。
 
月日とともに心も身体も、お互いに変化していき、続いて行く中、
夫婦としては24歳、母親としては19歳。
まだまだ発展途上、成長中で、
子供と同じく、時間が私達夫婦も育ててくれている、
と思う今日この頃です。
 
 
文 : スタッフ sanae
代表:椎名あつ子

2016.08.16

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