2014年07月アーカイブ

2014年07月22日

もんじゃ焼き

友達と、お好み焼き屋さんに行った。

ひとりの彼女がもんじゃを頼み、

鉄板の上で上手に焼いてくれた。

私は、もんじゃは、

正直1~2回しか、過去食べたことがなかった。

 

キャベツや、明太子や、おもちや、

その他の具を、まず鉄板の上に出して、

トントンとヘラで刻んで、

キャベツとかの具で丸く土手を作って、

その真ん中に汁を流し込む。

 

土手を崩さないように。

 

私はキャベツ土手から流れる汁を

ダムからの流れる水を

堰き止めるように手伝っていた。

防波堤な気分で一生懸命。

それでも流れ出す汁。

ヘラで止めても止めても…

 

一生懸命手助けして

どうにか流れ出さないように止めて

がんばっていたら、

突然、彼女は土手を壊して、

すべてを混ぜて、

鉄板の上に広げ始めた。

 

私は軽いショックを受けて、

彼女ともんじゃを見つめていた。

 

薄く薄くのばされたもんじゃは、

焦げ目がついて、

本当に懐かしい味となっていた。

なんとも言えない

美味しいものとなっていた。

 

もんじゃごときで…

と人は思うと思うけれど、

私には、初めての発見だった。

 

どんなにがんばって堰き止めようと、

流れ出さないようにしても…

最後は混ぜてしまえば

それなりになるということ。

そして、それがそれでいいということ。

 

そんなこと考えて、

もんじゃ食べてるなんて変ねと

言われそうだけど、

形があるお好み焼きもいいけど、

形のないもんじゃ焼きも素敵だなと思った。

 

そんなことを考えて

もんじゃ焼きに感動して食べている私も、

変なヤツだけどいいかも

とか、思った日だった。

投稿者 椎名 あつ子 : 16:38 

2014年07月05日

生き方

私の行きつけのお店に

いつもギターを抱えてくるおじさまがいる。

ご自宅が近いのか、

会社から家に戻って

ラフな服装に着替えて、

ギターを持ってバーにやってくる。

そんな感じだ。

 

先日、カウンターで隣りあわせとなり、

少し世間話をした。

そんな中で、自分の話をしてくださった。

 

来月、今の会社を60歳で退職して、

違う会社に行くということ。

今までの部下に、それぞれの

いいところ、悪いところを伝えるのが、

自分の最後の仕事だと思うということ。

そして、男性と同じに

優秀な女性が増えた今の時代、

男は黙って女を見守ることが

男の最後の、男だけにできる

男らしさだと思うということ。

 

短い時間の中で、

とても大きなその方の人生についてを

聞かせていただけた気がした。

 

私は少しうれしくなって、

「いつも穏やかな感じで

ステキですね。

どうしたらそうなれるのですか。」

と聞いてみた。

 

「昔、いっぱい怒って闘ったからね。

今は、やり切ったから、

穏やかになったんだよ。」

と答えてくれた。

 

うーん。なるほどね。

 

やはり、年をとるとは、

その人の経験によって

ステキになれるんだなと、

しみじみと考えさせられた。

 

いい年のとりかた。

そして、自分のこれからの生き方を

大切にしたいと思いつつ、

赤ワインを少し飲み過ぎてしまった夜だった。

 

投稿者 椎名 あつ子 : 17:36 

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

横浜市中区に開設している女性のための心のカウンセリングルームです。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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