自分自身のことなのだから、カウンセラーに相談してもしかたない。症状さえ良くなれば、大丈夫。…本当にそれでいいのでしょうか?自分の心というものについて、もう一度やさしく見つめ直し、一緒に考えてみませんか?
横浜心理ケアセンターは、カウンセリングでは、
ひとりひとりの症状や状況に合わせて原因や現状を分析し、
明確に答を出していくことを目標としています。
それによって、その人の状態や考え方が、マイナスからゼロへ、
そして、ゼロからプラスへと向かうようにアドバイスします。
自分ひとりの考えに固執せず、多くの選択肢の中から最適な答を見つけることで、
自分自身の物の見方が変わり、新しい世界や人脈も広がり、
より幅広く、柔軟性を身につけた人に変わっていくことができるはずです。
身体に疲れがたまっていたり、食事や睡眠が十分にとれていなかったりすると、
私たちは「なんだか体調がおかしいな」と感じます。
心の問題も同じことで、何か問題を抱えていたり、ストレスがたまったりすると、
「ちょっと違和感があるな」と感じます。
この気付きは、御自分のためへの気付きです。
そこを「まぁ、大丈夫」、「気持ちの持ちよう」などと流さずに、
カウンセリングを受けてみませんか。
自分で考えるだけだと、混乱してしまうこともよくあることなので、
たとえば、その症状は、一体何が原因なのかといったことを
少し知るだけでも気持ちは落ち着きますし、
まずは軽い気持ちで、カウンセリングを受けてみていただきたいと思います。
眠れなかったり、頭や胃が痛くなったりという身体症状が重い場合、
まずはお薬で、体の苦痛を取り除いてあげることは大切です。
しかし、身体にあらわれた症状が消えたからといって、
それが、根本的な原因の解決にならない場合もよくあります。
御自分の性格や生活環境、生育歴を知り、
なぜ身体症状が出てしまったのかという根本原因を知っていくことは、
これからのあなたの人生において、とても大切なことと、私たちは考えています。
また、再発を防ぐためにも必要であると思います。
たとえば、心身に何の問題もない状態をゼロとすると、
カウンセリングのスタート時は、多くの方が心身の状態がマイナスです。
カウンセリングでは、クライアントさんが一方的に話をし、
カウンセラーが傾聴するだけではなく、
カウンセラーとの対話やアドバイスを通して、
今まで考えなかった新しい考え方を知り、
今まで知らなかった新しい自分を発見し、
まずは、心身の状態をゼロに戻していきます。
そのようにして新しい世界を発見していくことで、
心身の状態をゼロからプラスに持ち上げていくことも、カウンセリングの目標です。
今までとは違う自分に出会ってみたいと思いませんか?
誰もが、産まれたばかりの子どものときは無邪気な心を持っていますが、
育ってくる環境の中で、たとえば親からのしつけであったり、
学校でのルールであったり、そういった外部からの影響により、
その人が本来持っていた自我がばらばらになり、
自分を守るために鎧で防御された心となってしまっています。
そして、自分は本来どうしたかったのかということについては、
どうしても見失われがちとなってしまいます。
鎧で防御された心が、本来の自分の心なんだと思い込みがちですが、
一度、鎧を脱いで、本当の自分自身と向き合っていくお手伝いをしたいと、
私たちは考えています。