2020年03月24日

ゆがんだ愛

「栗原 心愛さん 虐待死
      父親に懲役16年」

父、勇一郎被告は謝罪はするものの
最後まで非は認めなかったという。

また母親も父、勇一郎被告と共に
死亡3週間前には
「あんたに振り回されて
何もできない。」
と心愛さんを責め続けていたとの報告も
新聞で読むこととなりました。

母親は娘を守ることが
できなかった、しなかった。
その理由として
勇一郎被告を愛していたから
という証言も読み、
「ゆがんだ愛」そのものだったことを
改めて知りました。

自己愛という依存的な愛の形が
違った形となって爆発し、
その結果、子どもをターゲットにして
支配し、強制し暴力で抑え込もうとする
残酷な虐待へと豹変していった・・・。

このことを誰も、救えなかったという事実。

そしてまた、
女性が子どもを産めば
誰もが優しい母親になれるわけではないという事実。

母親になれば
誰もが子どもを愛せるわけではないという事実。

子どもを愛しいと思えることが
普通の母親だという常識が
母親を苦しめているという事実。

虐待を法的にD.Vとして取り締まることだけが
虐待を減らすことには決してならないという事実。

残酷なゆがんだ愛の歴史は再び繰り返されるという事実。

私は、
夫婦の関係の中で苦しみ、傷を負い、
居場所がなくなりつつある
妻であり母親である女性のおかれた今の状況を
社会全体で、
もう一度考える時が来ていると感じてます。

母親の心の支援について
私も、改めて見つめていきたいと思います。

そして
天国にいる心愛さん、
どうか、おだやかな光の中で
苦しみのない世界で
笑っていられますように。

投稿者 椎名 あつ子 : 11:13 

2020年03月19日

想い出

「想い出の持ち方というのは、
想い出し方ということにもなるだろう」
串田 孫一

カウンセラーはカウンセリングの時間の中で
その方の心の中の想い出を聴く仕事でもあります。

想い出の持ち方は
その人、その人、さまざまです。

悲しく、苦しい、想い出
裏切られた憎しみの想い出
大きな罪悪感の想い出・・・

そういったおびただしい想い出の出し方も(話し方)
又、人それぞれです。

少し遠くを見つめながらゆっくり出していく人
静かに、または激しく泣きながら出す人
怒りと共に吐き出すように出す人
沈んだ表情のまま出す人
他人事のように出す人

それらの想い出と
少しでも
もう一度向き合えて
そのものを忘れるのでもなく
消すのでもなく
納まるところへ納めるために
人が必要としているものとは・・・

それは
その人が想い出を話したとき
話し方がどんな形であっても
あたたかな温度を添えて
その人に接してくれる人。

みんな、人はそれが欲しいのかもしれない。
何故なら
心が傷ついたら「手当て」が必要だから。
手当は温度のことなんだと。

まだ肌寒い春のはじまりの時に
あたたかな温度を想像した日となりました。

投稿者 椎名 あつ子 : 15:05 

2020年03月05日

重要なお知らせ

重要なお知らせです。

ここ横浜心理ケアセンターでは
コロナウィルスの感染予防などのために
来ていただく方に対しては、
すべての人に手、持ち物など
ご希望に沿って専用の除菌スプレーで
消毒を致しております。

また、部屋については
強力な室内の空気清浄機を使用しており
毎回、部屋中の除菌も行ってから
クライアント様をお迎え致しております。

しかし、この今の状況の中
外に出掛けることを控えていたり、
不安に思われている方に対して
電話でのカウンセリングに
変更可能とする方向に致しました。

本来、私は、メールや電話ではなく
対面のカウンセリングの持つ重要性を
何よりも大切にしてきておりますが
今回のような状況においては
震災の時のように
非常事態と考えておりますので、
通ってきて下さっていて、
一度は対面カウンセリングを
していただいている方においては
継続していただける方法として
取り入れさせていただこうと思っております。

この誰もが不安な時期に少しでも安心して
落ち着いて過ごしていただきながら
ご相談についてのお役に立てたらと考えております。

どうぞよろしくお願い致します。

また、電話カウンセリングについての料金支払いについてなど
詳しいことは、お電話またはメールでお問い合わせ下さい。

よろしくお願い致します。

投稿者 椎名 あつ子 : 14:52 

2020年01月31日

中学受験

中学受験の試験日が近づいてきました。

こちらにカウンセリングに来ている
たくさんのお子さんたちも
その日のために緊張や不安がmaxになってきています。

また、ご両親の方々も落ちつかない状況の中
試験日を祈る気持ちで迎えていらっしゃいます。

ここには、小学校でいじめに合って
つらい日々を過ごしてきた子どもたち

小学校のスタイルに合わず
生きづらさを感じていた子どもたち

様々な問題の中
新しい場所を求めて
受験を試みるために
努力してきた子どもたちが
たくさんいます。

今までのつらさを希望に変えて
飛び立とうとしている様子は
小さなひな鳥がおどおどしながらも
羽を広げて一歩前進する姿に
似ているように思えます。

背中をポンとたたいて
「大丈夫!!あなたは受かります!
自分を精一杯信じてね。」
と心から祈りつつ
応援したいと思っています。

投稿者 椎名 あつ子 : 16:52 

2020年01月21日

過去の心の中

阪神・淡路大震災から
25年の月日がたちました。

「人々が直面しているのは
 つねに過去を
 ひきずった今なのである」
     安 克昌

たくさんの方々が
たくさんの悲しみや心の傷を抱えながら、
今もなお
あの時の記憶を忘れられず
今を生きている人たちがいることを
改めて知ることができました。

絶望の記憶を
ひきずりながら
生き続ける為の
希望の光とは
一体何なのか。

「心の癒し」
そんな簡単な言葉では
言い表すことのできない
もっともっと大きな何かが
必要不可欠とすると、
それは一体どんな物なのか。

私は「心」の中にある
さまざまな答えのない感情を
これからも大切にしていきたい。

そう思った日でした。

投稿者 椎名 あつ子 : 14:06 

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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