2021年01月05日

2021年のはじまりに

新年明けましておめでとうございます。

横浜心理ケアセンターは
21年目を迎える年となります。

今、また首都圏に
再び緊急事態宣言が出される見通しと
なっている状況の中、
世の中全体に
重くのしかかってくる不安感、焦りは
それぞれの家庭の中にも、
入り込んできています。

新年早々
暗いイメージではありますが、
私たちは、まず、
不安を感じている人々の声を聴き
みなさまに求められ
必要とされることを
とにかく、心を持って
やり遂げる気持ちで
のぞんでいくことに
全力で向き合っていこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

投稿者 椎名 あつ子 : 13:41 

2020年12月26日

今年の終わりに

横浜心理ケアセンターは
今年は本日で仕事納めとなります。
来年は1月5日(火)から
通常通りとなります。

今年、2020年は
世界中の人たちが
人類の滅亡を感じるような
恐怖や不安を
日々経験しました。

そしてコロナという
目に見えないウィルスと
私たちは今でも闘っています。

コロナは
夫婦や親子や子どもたちの心を蝕み
今まであたりまえだった環境を
壊しはじめています。

私たちはたくさんの
ストレスを感じています。

だだ、辛い思いをした後は
必ず成長しているものだと思います。

そして、
辛さを乗り越えた
私たち人類は
いつか必ず
本当の優しさを
知ることになるのだと
信じたいです。

今年は
みんなみんな
一生懸命生きました。
命の大切さを意識しました。

だから、自分に、
そして身近な人に言いましょう。

「よく頑張りました。
本当にお疲れ様でした。」

みんなで一緒に褒め合いましょう。

そして
横浜心理ケアセンターも
私、スタッフ一同
皆さんとたくさんの事を
一緒に乗り越えて
喜び合えることを
心から祈ります。

今年一年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

謝そして祈

投稿者 椎名 あつ子 : 14:04 

2020年10月28日

「DVをしてしまっている人と、DVを受けてしまっている人とは」

「DVをしてしまっている人と、DVを受けてしまっている人とは」

10月21日、
フジテレビの番組「めざましテレビ」の
朝5時半と7時からのニュースで、
インタビューを受けた内容が
流されました。

ベガルタ仙台の道渕選手の
付き合っていた女性への
DVについてとなります。

なぜ、このようなDVをおこすのか。
どんな、心理状態なのか。
これはDVにあてはまるのか?
DVを受けた女性たちがするべき行動とは?
などの質問に対してのインタビューでしたが、
TVで取り上げられる時間には限界もあり、
放送されたのは短いものでしたので、
今回、電話でのインタビューで
お話させていただいたことも含めて、
DVについて
改めて、書かせていただきます。

最近、とくにコロナ禍の影響もあるとは思いますが、
DVでの相談も増えております。
DVをされている・・・
DVをしてしまう・・・
どうしたらこの状況を改善できるのか?

まずDVには、
1.身体的暴力(殴る、蹴る)
2.精神的・心理的暴力(ことばで相手を傷つける、相手の人格を否定する、モラハラ)
3.社会的暴力(外出禁止など人間関係を絶たせて閉じ込める)
4.経済的暴力(経済的に追い込ませる、お金を渡さない、強い管理をして縛る)
5.性的暴力(性的なことを強いる、プライバシーを外に広めて恐怖感を与える)
と、大きく分けると5つに分類されると思いますが、
これらの暴力をする側の心理状態には、
相手に対して、
所有物的な支配力、独占欲、
服従させることで優越感を抱く、
などのゆがんだ感情があると思います。
ただ、暴力をしている側は、
感情が高まった時、
お酒が入っている時などの場合も多いため、
本人の記憶があいまいだったり、忘れてしまっていたり、
あまり問題視していなかったりします。
そのため、後で相手のあざだらけの体や、怪我を知ると、
その場では後悔し、反省するので、
急に優しくなり、一晩中、傷の手当てをするなど
極端な二面性があったりもします。

また、こういった暴力を振るってしまう人の性格的特徴としては、
1.人前ではいい人を演じている(人からの評価を非常に気にする)
2.承認欲求が強い(人に認められてはじめて、自分は価値のある人間になると考える)
3.見捨てられ感が強い(他人の評価なくして自分を認められないため、嫌われたり、かまってもらえなかったり、少し でも冷たくされたりすると、心が苦しくなる)
4.周りの目を気にする(人からどう思われるのか?といつも不安を感じているため、本来の自分の主張・行動などを押さえ込んでいる傾向がある)
5.依存的である(自分を大切にする前に、人からの評価が前提であるため、人との関わりに執着している)
6.自分に自信がない(自信がない姿を見せないために、自己アピールをして背伸びをしてがんばってしまう)
というものがあるように思います。
毎日、1~6までのような状況を抱えている中で生活をしているので、
実は多大なプレッシャーやストレスを感じていて、
自由のない不自由な感覚を持ち続けている場合が多く、
自分より弱いと思う、身近な人に暴力を振るってしまいます。
そして、暴力によって、所有物的な独占欲、
支配力、服従的優越感などを
無意識に得ようとしているのだと考えます。

次に、暴力を受けていても、なかなか助けを求められず
耐えてしまっている人の特徴についても
書かせていただきます。
1.相手に対して尽くす。相手の気持ちを考えすぎる。(相手の欲求を満たしてあげることで評価されることを期待する)
2.自己肯定感が低い(自分はつまらない人間で、だめなところがたくさんあるし、何をしてもうまくいくはずがない)
3.罪悪感を感じやすい(自分のせいで~になっている、自分が悪いのだから仕方がない)
4.幼少期に愛情を与えてもらえなかったと感じている。または、暴力が家庭内にあった。(暴力や、淋しい、つらい環境にも慣れてしまっている)
5.共依存の関係(この人は、本来はいい人だから、私だけは理解してあげようと思う)
などがあります。

暴力は継続しやすく、周りの人や、子どもなどに
大きな影響を与え、拡がっていってしまうものですので、
暴力をしてしまっている人、
暴力を受けてしまっている人は、
どうか、一人で悩まず、
助けを求めることに躊躇をしないで
いただきたいと強く願います。

暴力をしてしまっている人は、
感情を抑えるために精神科で薬をもらうことも必要ですし、
暴力を受けてしまっている人にも、
心の不安や恐怖・トラウマを減らすための
薬を出してもらえたりします。

また、心理カウンセリングでは、
自分の様々な心の状態を知ることができたり、
理解できたりする中で、
改善に向けてカウンセラーからのアドバイスを受けることもできます。

それよりも緊急を要する場合は、
110番または警察署(生活安全科)
配偶者暴力支援センター
女性センター
などがあります。

今回は、DVについて書かせていただきましたが、
その中でも、ことばの暴力(モラルハラスメント)は
とくに目に見えない暴力となり、
理解されにくいものでもあります。
見えないからこそ、
知っていかなくてはいけないことでもあります。
これを機に、
夫婦の現状を見つめてみて
いただけたらと思います。

長い文章を読んでいただき、
ありがとうございました。

投稿者 椎名 あつ子 : 18:23 

2020年09月23日

「卒婚」は熟年カップルの新しい夫婦の形?(マイベストプロ インタビュー)

パートナーのいる人のコロナ破局やコロナ離婚を危ぶむ声が早くから聞かれていましたが、実際の離婚件数は、厚生労働省の統計速報(2020年6月時点)では、5月までの減少傾向からやや増加しているものの、前年度よりまだ低い推移を示しています。ところが離婚相談の件数は増加傾向にあり、夫婦関係を見直す人が増えていることは事実のようです。

離婚はせずに、お互いに干渉しない生活を送る「卒婚」。映画「終わった人」(2018年、東映)で、主演の舘ひろしさんが定年後、妻に「卒婚」を切り出される展開が当時話題になりました。また「夫源病」を命名したことでも知られる、大阪大学人間科学研究科の招へい教授で医師の石蔵文信さんは、講演の中で「50代妻の7割は夫への愛情がなくなっている」という統計について触れ、「夫といつか卒婚したい」と考える女性は6割に上ると話しています。

年齢に関わらず、恋愛時代のようにお互いに依存し過ぎることのない、良好な関係を築きたいと思う人にとって、結婚の新たなスタイルとなるのでしょうか。心理カウンセラーの椎名あつ子さんに聞きました。

結婚生活を〝卒業〟することではなく、これまでの過程を認め合い、長年の二人の慣習や思い込みをリセットすること。夫の心理的自立のためには、日々のあいさつから始まる共同作業のプロセスが必要
Q:統計などで見る限り、近年の離婚件数は増えているわけではないようです。先行きが不透明なために踏みとどまる人が増えている一方、夫婦関係についての相談が増えているということですが、その内容はどのようなものでしょうか?
——–
多くの場合は妻の方がこれまでの生活に不満を持っていて、「離婚したい」あるいは「このままでは夫婦生活が破綻してしまう」という内容の相談が多いです。子育てが落ち着き、結婚生活に違和感を抱えている30~40代のほか、近年は定年前後の世代が「離婚したいが、経済的なことやそのほかの理由から、修復できるものならしたい」と、夫婦で訪れるケースが増えています。

この世代の女性は、若い頃は多少の社会人経験があっても、まだ結婚退社が一般的で、結婚後も扶養の範囲でしか働いてこなかったという人が多い一方、男性は、ほぼ会社一筋で、家庭をあまり顧みることなく勤め上げたという人がほとんど。

そんな夫がリタイア後、これまで家族のためにと懸命に働いてきたことが、評価されるどころか、任せきりだった子育てや家事について不満をぶつけられ、大多数の人が「感謝されるならまだしも、まさか離婚を言い出されるとは思いもよらなかった」と、大きな衝撃を受けて戸惑っているようです。

夫が現役時代は、妻も友人とのランチやSNSで夫の愚痴を言うなどして、うまくガス抜きができていました。定年を迎えて収入が減り、更年期の体調不良、子どもの独立などで生きがいを喪失、さらには親の介護などと幾重にも不安が重なり、不満のやり場を無くして、孤独感を募らせてしまうのです。

「私の人生は一体何だったのだろう」と考え始めるのも、このタイミングが多いようです。

Q:離婚や別居とも異なる「卒婚」とは、どのようなものですか?
——–
離婚はせずに、お互いの生き方を尊重しながら、自立した一人の人間として人生を楽しんで生きていく夫婦の形を「卒婚」と呼ぶようですが、まだ十分に理解が進んでいるとは言えません。

多くの場合、妻の「これまでさんざん家事をしてきたのだから、これからは自分のことは自分で」「夫の世話だけでなく、自由に自分の時間とお金を使いたい」という姿勢をイメージするのではないでしょうか。

芸能人では、加山雄三夫妻が2014年に「1年の半分はアメリカにいる」という妻との別居が「卒婚」だと当時話題になりました。先日、体調を崩した加山さんのために帰国し駆け付けたという報道が本当なら、まさに理想的な卒婚の形だったと言えるのかもしれません。

またモノマネタレントの清水アキラさんは、2013年に卒婚したことを公表し、自身は長野に移住、妻は東京で暮らしていましたが、2015年から再び都内で同居しているようです。田舎暮らしの寂しさと難しさに直面し、妻の有り難さと愛情を再認識したということですから、同居に戻ったとしても、建設的な卒婚だったと言えるのではないでしょうか。

これらは、住む場所を別にして、お互いが自由な生活を送ることができるだけの経済力があったからできたことで、一般の人には容易ではありません。

Q:現実には、「卒婚」で夫婦が共に納得する関係を維持することは難しいのでは?
——–
芸能人のケースは特別としても、妻が経済的に自立していなければ、別居を伴う卒婚は難しいでしょう。もし経済的な心配がなければ、不満がたまり始めた早い段階に、別居や離婚へ向かってしまっていたかもしれません。

たとえ経済的な問題から卒婚を躊躇しているにせよ、「できれば関係を良いものにしたい」という思いがあるのなら、これまであえて言葉にせずため込んできた、夫婦間の問題を明らかにする「絶好の機会」と捉えてみてはどうでしょうか。

夫は長年家族を養ってきたという自負がありますから、多くの場合権威的、独断的だったかもしれません。妻から、自分に依存しないよう要求されても、急に身の回りのことや細かい家事などできるはずもありません。いきなり仕事関係以外のコミュニティーや趣味を持つことも無理があります。

妻が夫の自立を願うなら、突き放すのではなく、むしろある程度の共同作業を経ることも覚悟しなければなりません。

そもそも十分な対話がなかったことが、関係を難しくしてきたのですから、もう一度、それまでの夫婦生活をおさらいするつもりで振り返り、認め合うプロセスが必要なのです。

Q:お互いに依存することなく、ストレスがない夫婦関係の再構築のために、具体的にどのような意識改革の方法がありますか?
——–
夫婦生活を振り返り認め合うプロセスで、夫が妻の不満を知って反省したとしても、「何をいまさら」と、かえって妻の反感を呼ぶでしょう。何年にもわたってお互いにすれ違った思いは、そうそうたやすく解消されるものではありません。

「どちらが正しい」というものではないので、心理カウンセラーのような第三者が、客観的にそれぞれの思いを引き出すという作業が必要な場合もあります。

「夫の顔も見たくない」「存在がストレス」と言う妻の気持ちは、体調に表れるほど深刻な場合もあります。地方にある親の家など、複数の住居がある場合は、これを利用して短期間別々に住んでみることもできるでしょう。また定年前後には、親の介護などで、図らずも週末別居となることもあります。

一時的な別居が無理なときには、家庭内別居を試してみるのも有効かもしれません。食事のタイミングをずらすだけでも、心の負担が違います。

そこまで深刻でなければ、まずは「日々のあいさつ」から始めることをおすすめします。長年の慣れ合いで、コミュニケーションが少なくなった状況から、「おはよう」「いただきます」「ありがとう」を改めて習慣づけることで、対話の糸口としてみましょう。

Q:仕方なく離婚を選ばないのではなく、「卒婚」をお互いを尊重する前向きな関係にするためには、何が必要ですか?
——–
「卒婚」と言うと、まるでそれまでの結婚生活を終了し、卒業してしまうような言葉の響きにも聞こえてしまいます。ですから、むしろここまでの過程をいったん認め合い、長年の二人の慣習や思い込みをリセットすることを、そう呼びたいものです。

夫婦の形も長い間に変わってきたはずです。子どもが独立して、健全にそれぞれの人生を歩いているなら、実際に手をかけて面倒をみたのは誰かということではなく、夫婦二人による成果であることに違いはありません。この事実はしっかりと認めましょう。少なくとも同士として過ごしてきた時間を共有できるはずです。

「顔も見たくない」と思っていた不愛想な夫が、孫ができたら朗らかな好々爺の一面を見せることもあります。夫婦の間では不満だらけでも、取り巻く環境が変わっていくことを実感していくと、意外に柔軟に対応できるものです。

それぞれが一人の人として自分らしく生きるために、少し立ち止まってパートナーとの関係を見直すことからはじめてみましょう。

投稿者 椎名 あつ子 : 14:02 

2020年09月03日

最後の夏の日

8月の最後の週末に
小旅行をしてきました。

今年の夏はCOVID-19に
自由を奪われ
思いきり楽しむことが
出来なかったけれど…。

何も変わらない自然が
そこにはありました。

朝のオレンジとバニラ色の
新鮮な光。
どこまでも広い海。
力強い波の音。
そして、
夜の静まり返った空に浮かぶ
月が
美しすぎる光を海に照らす姿。

2つの姿が
私に希望とか、未来とか
忘れかけていた何かを
もう一度教えてくれた気がしました。

大切な時間となりました。

投稿者 椎名 あつ子 : 12:19 

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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