心と身体を整える
毎日暑い日が続いていますが、
みなさん体調はいかがでしょうか。
夏バテしていませんか?
食欲がないからと食事をおろそかにしていませんか?
夜、よく眠れていますか?
クーラーで身体が冷えすぎていませんか?
今日は、心と身体について書いてみたいと思います。
私たち心を扱う仕事をしている人や、
思い悩んで心の中のことで精いっぱいになっている人は、
ついつい身体のことをおろそかにしてしまいがちです。
けれど、本当は、身体が整っていて初めて
心も整うものです。
なぜなら、心には実体がなく、
心は身体という実体と密接な関係にあるからです。
小さい頃、風邪をひいたときなど、
とても不安になったり心細くなった経験はありませんか?
身体が弱っていると、心も弱ってきてしまうことがあるのです。
心が元気だと、身体が弱ってきてもがんばれてしまうこともありますが、
それは「無理」をしている状態です。
身体を整えるというのは、
睡眠をしっかりとること、
食事をバランスよくほどよい量とること、
便通がよいこと、
適度に身体を動かすこと、
が大事です。
その中でも大事なのは、睡眠と食事です。
この二つが整っていると、
元気がでて身体を動かすことができるし、
そうすると自然と便通もよくなるはずです。
なかなか睡眠がとりにくい方も多いと思いますが、
目を閉じて横になっているだけでも
脳と体は休憩できて回復します。
私たちには本来、自然に回復する力を持っているので
それを妨げないようにします。
「寝なくてはならない」と思って無理に眠ろうとするのではなく、
横になる、床につく、つもりでリラックスして寝ましょう。
食事は、さまざまな食材をバランスよくとり、
よく食感や味をじっくり味わって食べることが大事です。
他のことを考えたりしたりしながら食べると
食べ過ぎてしまったり、
味に集中できないので濃い味付けのものを
食べてしまいがちになり、
あまりよくありません。
旬の食材を積極的に食べたり、
暑いときには冷やす食材、
寒いときやクーラーで冷えすぎたときには温める食材、
など工夫したり、
彩りよく食べるとバランスがとりやすいそうです。
食欲のないときも、少しでも食べましょう。
身体は疲れているので、回復するには食事をとることが
不可欠です。
身体を整えると、それだけでもずいぶん気持ちが軽くなると思います。
それでもまだ残っている心のしこりが、
本当の悩みの部分なのだと思います。
その部分は、ぜひ椎名先生にアドバイスをもらって
一緒にすすんでいきましょう。
文:Sachi
代表:椎名あつ子
2015.08.04