家族
突然ですが、みなさん。
「魚」をイメージしてみてください。
「魚」と言われて、あなたがイメージしたのは、
どんな魚だったでしょうか。
魚屋さんに並ぶ様々な魚?
さんまの塩焼き?
刺身?
ぶりの照り焼き?
あじの開き?
お頭つきの鯛?
水族館で泳いでいる魚たち?
釣りで釣り上げたところ?
ダイビングで見た鮮やかな姿?
飼っている金魚?
木魚?
魚のブローチ?
さかなくん?
ちょっと考えただけでも、
「魚」と言われてイメージするものはたくさんあるのです。
大きく分けても、食材としての魚と、生物としての魚がありますね。
あるいはキャラクターや雑貨をイメージした人もいるかもしれません。
けれど、つい、
「魚」と言えば、相手も自分と同じ「魚」をイメージしていると
思ってしまっていませんか?
同じ日本で育ち、同じ日本語で会話をしていると、
ついついこのようなことが起きます。
私たちは同じ日本語を使って会話をしていますが、
本当は、伝えたいイメージはそれぞれ異なっているのです。
同じ日本語であっても、
相手にわかるように伝え、
相手の伝えたいことをわかろうとする必要があります。
それは、翻訳や通訳と似ているなと思います。
私は私の言葉を話していて、相手は相手の言葉を話しています。
これが異なる言語であれば、
お互いに伝えよう・わかろうとするのですが、
これがジェスチャーゲームなら一生懸命に
伝えよう・わかろうとするのですが、
同じ日本語を使っているとなかなかそうは思えません。
ましてや、家族だとそう思えない人も多いのではないでしょうか。
家族だからこそ、
相手と自分は同じ言葉で同じ価値観で話していると思い込んでいないでしょうか。
話し合えば、分かり合えるはず、分らないのはおかしい、
そう思ってしまっていませんか。
本当は、家族だからこそ、考えていることや気持ちをきちんと伝えることが
とてもとても難しいのです。
そういうときに、カウンセラーの出番です。
椎名先生は、ファミリーカウンセリングをたくさん経験されています。
二人以上のクライアントさんが同時に部屋に入って
一緒にカウンセリングをするところは、
他のカウンセリングルームでは少ないと思います。
家族だからこそこじれてしまったところを
丁寧に丁寧に解きほぐしていく椎名先生のカウンセリング。
親子や、夫婦、家族だけではどうにもならなくなってしまったら、
一度受けてみてはいかがでしょうか。
文:スタッフ Sachi
代表:椎名 あつ子
2015.11.10