企業のカウンセリング
友達から仕事の愚痴のような相談を聞くことがありますが、
よく聞くのが、上司や同僚との関係や、
自分以外の職場の人たちの言動に対する
疑問や愚痴などです。
大事なときに必要なことをしない上司、
うまく報告連絡相談ができない同僚、
同僚同士の性格の不一致、
仕事に対する考え方のずれからくる不満、
ちょっと変わった同僚へどのように伝えれば伝わるのか、
などなど、
実に様々な話を聞きます。
そしていつも思うのが、
ちょっとのコツで
きっといくらか改善されるのに・・・ということです。
その上司はこういうところはどうなの?
こういう性格の人みたいだから、
こういう風に伝えてみたらどう?
こういうことを考えて行動したのかもしれないよ?
誰か気が付いた人がやってみることも大事だけど、
向いている人がやった方がいいこともあるから、
あなたが無理してやるのではなくて、
誰か得意な人にお願いしてみたら?
その都度その都度、
私のわかる範囲で、言える範囲で、アドバイスしたりもします。
会社というのは、
様々な環境で育ってきた様々な価値観の人間が
一緒になって仕事をしている場所です。
考え方も、得意なことも、苦手なことも、
仕事というものに対してのとらえ方も姿勢も、
みんなそれぞれ違います。
けれど、
ついつい人は自分の考え方が普通と思ってしまいがちで、
異なる価値観の人かもしれないという前提で関わることは
非常に難しいのです。
そして自分と仲の良い人に相談すると、
それは価値観の近しい人なので、
自分と同じような意見を言ってくれたりするものです。
しかし、それでは状況はなかなか変わりません。
仕事をする上で、
相手や周りを良く観察したり、
ちょっとした気遣いや工夫をするだけで、
雰囲気が良くなって
気持ちよく仕事ができたり、効率的に仕事ができたりします。
不当な扱いを受けることも減らすことができると思います。
部下を持つ立場の人たちも
悩むこともなく上手に部下とやっていける人ばかりでもないですし、
上司という立場にならないとわからない大変なことも
たくさん、あるでしょう。
また、部下や同僚、上司、誰に対しても、
注意や指摘、叱責というのは
とても難しいことです。
何を伝えたいのか、どうしてほしいのか、
どう成長してほしいのか、どうケアするのか、
困った経験は、みなさんあるのではないでしょうか。
当センターではEAP(従業員援助プログラム)というものを
やっています。
従業員のメンタルケアや関係改善などを行うことで、
企業の生産性を向上させるものです。
従業員個々にカウンセリングを行い、
プライベートな相談から仕事上の悩みまで
何でも相談に乗ります。
一見仕事には関係のないようなことでも
それに思い悩んでいることで
仕事でミスをしてしまったり
集中力を欠いてしまうこともありますよね。
そういったことが改善されるようにアドバイスしたり、
仕事上の人間関係をより良くするコツや
相手への伝え方などへのアドバイスを
させていただきます。
それ以外にも、
講座という形で、
複数名の方に集まっていただいて、
その企業さまでその時に必要なことを
みなさんにお伝えしたり話しあったりすることもあります。
新たな視点でディスカッションをしたり、
適切な伝え方について学んでいただいたり
共通認識を持って頂くようにお話しをさせていただいたりしています。
当センターは、これまでにも多くの企業さまの
EAPの経験がありますので、
今、お困りの企業さまはぜひ一度ご相談ください。
どのように進めていくのかをご相談させていただき、
ご検討頂けたらと思います。
とくに、営業や接客業など、対人的なお仕事をされている方たちに
あるいは、対人的なことが苦手な方たちに、
おすすめです。
文:スタッフ sachi
代表:椎名 あつ子
2016.06.28