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親子

カウンセリングルームで働いていると
よく思うのですが、
親子関係というのは、時に悲劇です。

どちらが悪いわけでもないけれど、
どうにもうまくいかない親子というのが、少なくないのです。
親子だからわかりあえるはず、と思っているがために、
かえってすれ違ってしまうこともあります。
なんともさみしい話です。
親子とはいえ、性格も価値観も全く違うものを持っていて、
お互いのことを思い合っているのにうまくいかないこともあります。
わかりやすい例でいうと、
おおらかな親と繊細な子の関係でしょうか。
何事にもおおらかな気持ちで全体を見てざっくりと対応していくのと、
人が見落としてしまいがちな些細なことを大切にして
繊細に感じていくのでは、
合わないのは仕方ないですよね。
しかし、合わないだけでは済ませられないのが親子の悲劇です。

こういった場合、
親と子のどちらかがカウンセリングでお話し頂くだけでも、
ずいぶん変わります。
おそらく、ご自身が変わると相手に対する対応が変わるので、
相手も変化していくのだと思います。
一般的には、
お子さんが小さいうちは、親御さんが相談に来られることが多く、
お子さんが成人してからは、お子さんが相談に来ることが多いのですが、
最近はそうでもありません。
お孫さんをお持ちの方が、お子さんのことで
ご相談にいらっしゃることが増えてきました。
いくつになっても、親は親ですし、子は子なのですね。
それぞれの立場や価値観があって当然ですし、
生きてきた時代によってもだいぶ違います。
カウンセリングという言葉などなかった世代の方には、
カウンセリングは抵抗感があるようですが、
一度体験されてみて、判断していただけたらと思います。

椎名先生は、2000年に横浜心理ケアセンターを開業されてから、
様々な年代の方の相談を幅広く経験されています。
相談件数としては延べ数千件になりますから、
それだけ多くの人生に寄り添って話を聴いてきているのです。
椎名先生のことばには、
年齢よりも、人生経験よりも、
ずっとずっと深みがあるのは、
それだけ多くの悩みを聴いてこられたからなのですね。

HPを見て迷っている方は、
ぜひ一度ご連絡ください。

文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子

2016.07.05

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