水やりと愛情
先日、いつものように
当センターにある植物に
お水をあげようとしたところ
ふとよく見てみたら
葉っぱがしわしわになっていました。
私が勤務の日はいつも水をあげているのですが、
あまり水をあげすぎてもいけないので
他のスタッフの勤務日と合わせて
だいたい一日おきくらいの水やりでしょうか。
しかし、このところすっかり暑くなってきたので
それだけでは水が足りなかったようです。
あわてて他の曜日に勤務しているスタッフにも
水が足りていないようなので
様子を見ながら毎日あげましょうと伝えました。
そして今日来てみると、
前日に勤務したスタッフが水やりをしてくださったので
葉っぱが少し元気になってきました。
やっぱり水が足りなかったんだね、ごめんね。
前はよく声をかけながら水やりをしていたのですが、
このところバタバタしていて
声もかけず、様子もよく見ずに
とりあえず水をあげるだけになっていたのです。
ちゃんと様子を見ていないといけないなぁと思うと同時に
これは人間に対しても同じだなぁと思いました。
植物にとっての水と
人間にとっての愛情。
これをやっておけば大丈夫、
丁寧にやれば大丈夫、
優しくすれば大丈夫、
本当にそうでしょうか。
相手の様子を見て、何が今必要なのか、必要ではないのか、
優しい言葉なのか、叱咤激励なのか、何も言わずにそばにいることなのか、
その人によって、その時によって、
違います。
水をやりすぎて根が腐ってしまわないように
愛情を注ぎ過ぎてしまわないように
水が足りなくて枯らせてしまわないように
愛情が足りなくなってしまわないように。
忙しいからといっておざなりにならないように
気をつけなくては！
文：スタッフsachi
代表：椎名 あつ子
2016.07.26