天気とのつきあい方
今日は出勤時間に強い雨が降っていましたね。
雨に降られて、濡れて出勤された方も
多いのではないでしょうか。
出かける予定のある時に
こうやって雨が降ると、
イライラしたりしますよね。
けれど、
私たちには天気をどうすることもできません。
雨を降らせることもできませんし、
雨を止ませることもできません。
ただ、天気に合わせて行動することは
できることもあります。
晴れた日にはたくさん洗濯をして
思い切り干してみたり、
気持ちのよい気候の日には
外へお散歩へ出かけてみたり
ちょっといつもよりも遠出してみたり。
雨の日や雪の日、台風が来ているときは
どうしていますか？
おうちでゆっくり本を読んだり、
DVDを見たり、
のんびりとお茶を飲んだり、
普段の寝不足を解消するために
長く寝てみたり。
どうしても出かけなければならない時は、
雨に濡れても大丈夫な
靴やバッグや服を選んだり、
タオルや替えの靴下を持って行ったり、
準備したりできますね。
私は以前、梅雨の時期を楽しく過ごすには
どうしようかと考えて、
お気に入りの傘とレインシューズを
買いました。
それだけで、雨が降ると
それらを使えるのでウキウキするのです。
晴れの日には使えないので、
雨が降ることが楽しくなります。
それから、梅雨の間に
どれだけ大きなかたつむりを見つけられるか
ということを楽しみに、
道端の草木をのぞいてかたつむりを探しながら
出かけていました。
そんな風に、
どうにもできないことを
楽しむ方向へ持っていくこともできるのです。
そしてそれは、
天気だけではありません。
よく、人の心を天気に例えることがありますね。
実際、自分にはどうにもできない変化をするところや、
相手の心を変えることができないところなど、
似ていると思います。
あなたの周りに、
なんだかわからないけれど機嫌の悪い日がある
そんな人がいたりしませんか。
私はそういう人がいたら、
「あぁ、今日は曇りだな」
「今日は雨だな」
「今日は雷が落ちるかもしれないから
気を付けよう」
「今日は台風だ！」
など、天気のように接することにしています。
相手の機嫌が悪いときには、
刺激せずおとなしくしているに限ります。
下手をすると、ただの雨だったはずが
台風になってしまったりしますから。
いつもなら怒らないようなことで
急に怒ったりもされますが、
雷が鳴ったくらいに思っておきます。
のんびり待っていれば、
晴れ間がのぞきます。
天気とうまくつきあうことができると、
自分の心がかなり安定します。
明日も雨が降るようですね。
どんなふうに過ごしましょうか。
文：スタッフsachi
代表：椎名 あつ子
2016.09.13