からだの不調、こころの不調
気づけば12月も末になり、
日ごとに寒さが厳しくなる今日この頃。
センターに向かう道中でも、
耳元を抜ける風に首をすくめる人たちの足元で、
落ち葉がかしゃかしゃと楽しげな音を立てています。
今年は例年より早くからインフルエンザが流行したり、
マイコプラズマ肺炎が流行したりしましたが、
皆さま、体調はいかがでしょうか。
私は先日、久しぶりに風邪をひいてしまい、
咳で声が出なくなってしまいました。
熱も上がらず、たいしたことのない、普通の風邪だったのですが、
あちらこちらで「私は風邪をひかない」と豪語していたため、
なんともばつが悪く、しばらくはしゅんとしているはめになりました。
少々言い訳じみてしまいますが、
今回、風邪に負けてしまった理由として一つ、心当たりがあります。
それは『こころ』が疲れていたこと。
今、ちょうど勉強の方が忙しい時期に入ってきており、
あれもやらなきゃ、これも終わってない、と焦っているうちに、
気づけば『からだ』の調子が悪くなっていました。
人の『こころ』と『からだ』は密接に関係しています。
緊張した時に心臓がドキドキしたり、汗をかいたりするのは、
皆さまも経験があるのではないでしょうか。
もちろん、病気は全て気合いで抑えられると言うつもりはありませんが、
体調を崩す一因として、『こころ』の疲れもあると思うのです。
からだの不調はつらいですが、
それがきっかけとなって、こころの不調に気づくこともあります。
これから年末に向けての忙しい時期、
なんだか具合が良くないなと思ったら、
そこに『こころ』の疲れは隠れていないか、
注意を向けてみてください。
横浜心理ケアセンターでは、風邪薬はお出しできませんが、
『こころ』に効くカウンセリングをご用意して、
お待ちしております。
文：スタッフ T.S.
代表：椎名あつ子
2016.12.28