桜
先週末は、まるで冬のような寒さでしたが、
やっとこの数日、
春らしいあたたかさになってきました。
それとともに、
お花もたくさん咲き始めました。
先週はそうでもなかったのに、
一週間でだいぶ違いますね。
石川町駅からセンターへ向かう途中、
コンビニを越えたあたりに
桜の木があるのですが、
少しほころび始めました。
毎年、この桜が満開になるのを楽しみにしています。
桜が咲くと
毎年思うのが、
桜ってこんなに白かったっけ?ということです。
イメージの桜はピンク色なのですが、
実際はほとんど白に近い、うすーいピンクなんですよね。
そして満開の桜を眺めると
とてもウキウキした嬉しい気持ちとともに
なんだか切ない気持ちも沸いてきます。
まさにこの時期、
卒業や異動や退職などで
いろいろな人とのお別れをしたり
新たな人と出会ったりという
心の忙しい時期に眺めているからでしょうか。
私は普段、道を歩いているときには、
明るいうちは緑や花や空を眺めていて
暗くなったら月や星を眺めています。
こないだは少ししか開いていなかったお花が
満開になっていたり、
緑がつやつやした色になって元気になっていたり、
星がいつもより輝いていたり、
雨のふる匂いがしたり、
冬の寒さが春の寒さに変化したり、
いろいろな発見があってとても楽しいです。
何かと思い悩むときには
ついつい自分の頭の中や心の中や周囲の人にばかり
意識が向いてしまいがちですが、
ちょっと外に目を向けると
気分がだいぶ変わります。
気分が変わってから改めて向き合ってみると、
思い悩んでいたときには見えなかったものが
見えたりもします。
みなさんがよく通る道では
どこに桜の木がありますか。
今日はどんな様子か
ちょっと立ち止まって目を向けてみませんか。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子
2017.03.30