イライラしたときに
心理士という仕事をしていると、
いつも穏やかで落ち着いていて
どんなことを言われても怒らず
心優しい人格者・・・
というイメージを
持たれることがあるのですが、
まさか!
心理士といえど人間ですから、
そんな完璧ではありません。
イライラすることもあれば
ケンカをしてしまうこともありますし
衝動的に怒ってあとで後悔することも
あります。
悲しくてどうしようもない時もありますし、
落ち込んでいる時もあります。
傷ついている時もあります。
それは、人間であれば
きっとみんな同じことです。
ちょっと違うかもしれないのは、
その感情との付き合い方を
知っているということです。
たとえば、
イライラして仕方ないとき。
イライラしている物事がはっきりしている時は、
信頼できる友人にグチることもあります。
自分はイライラして冷静ではないので、
客観的な意見をもらうこともあれば、
ただただ心に溜まったもやもやを
吐き出すだけの時もあります。
なんだかわからないけれど、
あるいはいろいろ重なって
イライラしているときは、
そのイライラをパワーに変えて、
掃除をします。
家のいろいろなところを
ごしごしと洗って綺麗にしていくと、
終わる頃にはすっきりしています。
他には、
カラオケに行って歌ったり
スポーツをしてみたり
といった発散をしたり、
好きな映画を見たり
友だちと遊んだり
といった気分転換をしたり。
イライラしてどうしようもない時には
私の場合はお酒を飲むと気分が良いので
お酒を飲んだり
(人によっては、よりイライラする人も
いるので、合わない人には
おすすめできませんね)
とにかく早く寝てしまう!
イライラを身近な誰か(私の場合、夫)
にぶつけてしまいそうな時は
「ごめん、今日イライラしてるから
気を付けて」と
警告してみたり、
あまり話をしないように
家事に没頭してみたりします。
夫と言い争いになった時は、
途中で休憩を入れます。
これ以上話したら
決定的に傷つけることを
言ってしまいそうだ!
という時に
「ちょっと休憩!」と
中断したり、
「これやらなきゃいけないから
終わったら話そう」と
別のことをやります。
以前はこれができず、
ケンカがこじれていたのですが、
中断する方法を身に着けてからは、
あまりケンカがこじれなくなりました。
私の場合、
あまり感情が持続しないので
しばらくやり過ごせば
機嫌が良くなるので、
数日工夫すれば
元通りです。
もてあます感情が出てきたときに、
発散や気分転換や時間つぶしなど
できるだけたくさんの
方法があると
やり過ごしやすくなると思います。
人によって
合うものは違うと思いますので、
少しずついろいろな方法を試して、
合う方法が一つでも多くなると
いいと思います。
ぜひいろいろな方法を
見つけてみてください。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子
2017.09.12