表からはどう見えているのか
先日、ちょっとびっくりすることがありました。
以前から知っているAさんという人がいて、
Aさんはとても落ち着いていて
何事にもあまり表情を変えずに
淡々としているイメージだったのですが、
実はとても緊張しやすい人なのだと
本人から初めて聞いたのです。
他の人にとってみたら
あまりたいしたことのない場面でも、
Aさんは緊張して足が震えていたそうです。
けれど、はたから見ていると、
とてもそうは見えないのです。
淡々と物事をすすめていて、
落ち着いているように見えてしまうのです。
Aさんは
とても損をしているなぁと思いました。
緊張していたり、不安であったりすることが
表からは見えないので、
周りの人は「Aさんなら大丈夫」と
思ってしまいますし、
Aさんが何かできなかったり放り出したときにには、
「やらなかった」という風に見えてしまいます。
本当は、とても不安で緊張して
たまらずに投げ出したのだとしても。
Aさんに限らず、
本当は自分はこう思っているけれど、
周りからは理解されにくい人、
というのはたくさんいます。
楽しいのに楽しそうに見えなかったり、
困っているのに大丈夫そうに見えたり、
怒っているのに気づかれなかったり、
怒っていないのに怒っていると思われたり・・・
私も、とても緊張しやすいのですが、
あまり緊張しているように見えないタイプなので、
なるべく「緊張する」と
言葉にするようにしています。
そうすると周りも気がついてくれて
手助けしてくれたり
励ましてくれたりしますし、
私の場合は、言葉にすることで
少し落ち着きます。
あなたはどうですか?
あなたの感じていることは
周りの人に伝わっているでしょうか?
「わかっているはず」と思っていて
すれ違っていたことはありませんか?
自分がどういう人間なのか、だけではなく、
周りからどんな人に見えているのか、
を知って対応策を考えると、
より生きやすくなると思います。
よかったら
ちょっと振り返ってみてくださいね。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子
2017.10.31