ある日、突然
ある日、突然・・・
うつで動けなくなった
妻/夫に離婚を切り出された
子どもが学校に行かないと言いだした
パワハラ/セクハラだと言われた
友人に激怒され絶縁された
カウンセリングに来られる方が
よく、「ある日、突然」と表現されることです。
でも、本当に「ある日、突然」なのでしょうか。
ほとんどの場合は、おそらく、
何か前兆があったのだと思います。
けれど、なんらかの理由で
その前兆を見逃していたのではないでしょうか。
前兆を見逃すことが
悪いことだとは決して思いません。
前兆といっても
とても些細な事である場合も多いですし、
日々の中で気がつかないのは
とてもよくあることですし、
後から思えば気がつくことでも、
その時に気がつくのは
かなり難しいことです。
日常的に神経をとがらせていたら
それはそれで大変ですし、
家族の問題などはとくに
“家族だからこそ”見逃してしまいがちです。
他人の変化には敏感であっても、
家族には甘えもあって鈍感になりがちだからです。
ある意味では、
鈍感でいられる関係というのは
とても恵まれていて幸せだということかもしれませんね。
突然、起きてしまったことに、
後から前兆に気がつかなかった・・・
と後悔しても、事態は変わりません。
けれど、後からでも気がついて修正していけば
改善できることもたくさんあると思います。
まだ大丈夫と思っている方は、
突然、起きてしまう前に
どんな前兆があるのか知っていたら
最悪の事態は避けられるかもしれませんし、
避けられなくても先延ばしにはできるかもしれません。
突然、大きな事態になる前に、
あれ?と思うことや
なんだか変だなという違和感など、
ついつい、たいしたことはない
どうにかなるだろうと思ってしまいがちなところで、
ちょっと振り返ってみてください。
けれど、
どんなことが前兆なのかは、
意外と当事者にはわかりにくいものです。
これを読んでいて
ちょっとドキっとした方は、
一度カウンセリングを受けてみませんか。
カウンセラーは
客観的な視点でお話を聞くだけでなく、
多くの相談を受けてきた経験からも
お手伝いできることが
たくさんあります。
すでに困っている方はもちろん、
ある日、突然、困ったことにならないために・・・
どうぞご相談ください。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子
2018.12.04