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聴き上手を目指して

先日、ひさしぶりに会った友人と
話していたのですが、
友人がとても聴き上手だということに
改めて気づきました。
私が話していることに
上手に質問をして
上手に共感を示して
上手に自分の意見も話していたのです。
なかなかそんな上手な人はいないので、
すごいなぁと思いました。

そんなすごい技はなかなか身に着けるのは
大変なので、
今日は、まずは聴き上手を目指して
一歩目として「リアクション」について。

会話が苦手・・・という方は、
自分が話すよりも
相手に話してもらって
聞く側に回る方が気が楽かと思います。
なので、聞く時のコツとして、
話している人に気持ちよく話してもらうには、
リアクションが大切です。
聞いている人が反応を示さないと、
話している人は
つまらないのかなと不安になったり
理解していないのかなと思って
あれこれ話が長引いたり
人によっては怒り出すかもしれませんね。
反対に話す側になった時、相手が無反応だと
とても話しにくいですよね。

リアクションといっても
難しいことはしなくても大丈夫です。
「あいづち」があります。
「あいづち」は、相手の話に関心を持ち、
理解を示すためのものだそうです。
「あいづち」と言われて
どんなものが思い浮かびますか?
「はい」「そうなんですね」「なるほど」
などなど
たくさんありますね。
まずはこのあいづちをうつだけでも
良いでしょう。
ただ、タイミングも大事です。
もちをつく時に
水をつけた手でもちをこねるように、
話のいいタイミングで相槌を入れます。
これは慣れもありますが、
文章でいうところの「。」が入るところでうつと
いいようです。

また、あいづちだけでなく
会話の中でのリアクションは他にもあり、
それらは
いくつか種類があります。
「えぇ」「そうなんですね」「なるほど」など
“聞いていますよ”“わかっていますよ”
ということを伝えるもの、
「本当ですねぇ」「そうですよね」
「私もそう思います」という同意を伝えるもの、
「それから?」「それでどうしたの?」
「ほんとに!?」
という話を広げるもの、
「大変だったね」「悲しいね」「ショックだね」
「それは嬉しいよね」という
共感を示すもの、
笑う、うなづく、目を見開くなどの動作、
などがあります。

ぜひ、周りの聴き上手だなという人を観察したり
話しやすい人を見つけて
少しずつあいづちやリアクションの練習をしたり
してみてください。
そんなおおげさなリアクションではなく、
ちょっとしたリアクションでも
いつもよりもたくさん入れるだけで、
会話が変化してくると思います。

文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子

2019.02.26

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