夫婦カウンセリング
最近、テレビでタレントのSHELLYさんが、
離婚するにあたって
夫婦カウンセリングを受けたと
お話しされているのを見ました。
SHELLYさんの場合は、
夫婦カウンセリングを受けてもなお
ご主人の気持ちが変わらず
離婚に至りましたが、
現在は元夫と良い関係でいることや
すっきりとした様子でいることが
テレビからも伝わってきました。
横浜心理ケアセンターにも
多くの方が
夫婦カウンセリングを受けに
いらっしゃっています。
パートナーから
離婚したいと言われたが
自分はしたくないから修復のために
夫婦カウンセリングを希望するという方、
なんとなくうまくいかないので
離婚も視野にあるが
どうにかならないかと
夫婦カウンセリングを受けに来る方、
夫婦二人ではうまく話ができないから
第三者として入ってもらいたいと
夫婦カウンセリングを受ける方、
などなど、みなさま様々な状況です。
夫婦カウンセリングを受けて
どうなっていくのか・・・。
その先行きもみなさま様々です。
関係が良好になり
カウンセリングを卒業される方、
より良い状況で納得して
離婚を選択し
すっきりと次の人生を歩まれる方、
不満はあれど
なんとなく以前よりも悪くはない
という関係で結婚生活を続けていく方、
一度カウンセリングを卒業したけれど
困った時には
またカウンセリングに来られて
その都度解決していく方、
など十人十色です。
もしかしたら、
SHELLYさんが
夫婦カウンセリングを受けても
離婚したことに対して、
「夫婦カウンセリングを受けても
意味がないじゃないか」
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
けれど、そうとも限らないと思います。
離婚を切り出され、納得ができず、
二人で話し合っていても
お互いに感情的になり
傷つけあい憎しみ合い
本当に大嫌いになってしまうこともあります。
そんな両親の姿を見て
お子さんが心を痛めることもあります。
愛し合って結婚したはずの二人が
憎しみ合い嫌い合ってしまって
離婚するというのは、悲しい気がします。
SHELLYさんは、
夫婦カウセリングを受けて
ご自分のことやご主人のことを
話したりそれを聞いたりしていく中で
ご主人の気持ちが変わらない事を知り、
家を出たそうですが、
今はもうわだかまりがなく
嫌いになる前に離婚してよかったという
発言もされていました。
同じ「離婚」という選択になるとしても、
気持ちの上でも
お子さんの親として協力するという点でも、
嫌い合って離婚するのと
嫌いにならず納得して離婚するのとでは
まるで違います。
「離婚しない」という選択になるとしても、
本当は離婚したいほど苦しくつらいのに
それを我慢しているのと、
カウンセリングの中で
そういったお気持ちを話して
受け止めてもらったり
新たな視点をアドバイスしてもらったり
具体的なアドバイスをもらったり
自分の気持ちや相手の気持ちに
丁寧に向き合って
結婚生活を続けていくのとでは、
やはりまるで違います。
もし、今、離婚を考えるほど
結婚生活に疲れたり苦しんでいる方や
離婚を切り出されて悩んでいる方は、
一度夫婦カウンセリングを
受けてみませんか。
その先にどんな結果になるにしても、
しっかりと考え、悩み、受け止め、
進んで行かれることを
お手伝いできたらと思っております。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子
2020.01.22