大学入学までの道のり
我が家の息子達はドタバタと大学入試と格闘した日々も終わり
3月にやっと合格発表が出揃い進学先が決定致しました。
そこに至るまでの心労は親子共々計り知れず…。
ハラハラドキドキを通り越して胃に穴が開くような月日を送りました。
我が家は私立大学の一般受験でしたので
まずはすべり止めの大学への合格吉報がいくつか告げられ
一安心したのもつかの間、
入学金の支払いの期日とにらめっこしながら
本命大学の合格発表日までを手に汗握りながら待つという日々。
親は経済面でもストレスがかかりメンタルが崩壊寸前でした。
同じ思いは二度としたくないなと心底思いました。
我が家の息子は何校も受験しましたので、
合格通知がこなかった日は、競馬場で高額賭けた馬券が外れて
放心状態になっている観客になった感じがしたのを今でも覚えています(笑)
そして入学までにかかるお金は高校での説明会で聞いてはいましたが、
実際入学までに入学金やら前期納入金以外にもかかり出費は嵩みました。
入学式用のスーツやらノートパソコンやら新生活用品やら
次から次へと一万円札がみごとにまとめて飛んでいく…。
花咲じいさんが枯れ木に花を咲かせましょうと灰を撒くシーンと重なりましたね。
4月上旬、入学式を終え、
親として息子をサポートして今日までできることはやってきたと感無量でした。
あとは息子が自分で経験を積んで、実践と失敗を繰り返し
自分の人生を思う道を歩んでいって欲しいと願うばかりです。
現在、片道約2時間の通学に加え、学業、サークル、アルバイトと
日々忙しい生活を送っています。
休む暇はあるのかしら?と思う程ですが、
今のところ息子なりに充実して過ごしているように見えます。
大学入学と同時に自立した大人な立ち振る舞いになるかと期待していましたが、
そう簡単にはいきませんね…。
もう入学から2カ月経ちますが、今朝も息子の部屋からは
二度寝、三度寝を繰り返している証の目覚まし時計が鳴り響いています。
もう少し後ろから見守りながらも少し手を貸さなくては…(笑)
自立までの道のりはまだ、先のようです。
文:スタッフroko
代表:椎名 あつ子
2024.06.12