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「女性のためのこころの相談室」 第20号

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        「女性のためのこころの相談室」 第20号

               .。・・ °・ . ★  横浜心理ケアセンター
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2004.1.16

―― こころのアンチェイジング ~ 錆びないこころをGETしませんか? ――


     ~悪玉ストレスが身体に悪いのは何故?~


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こんにちは、スタッフ桜井です。


前回は、『悪玉ストレスが引き起こす、こころと免疫への影響』
についてお話させていただきました。


今回は、「悪玉ストレスが身体に悪いのは何故?」というところに
もう少し焦点をあててみたいと思います。


ストレスにも善玉ストレスと悪玉ストレスの2種類がありますよーと、
いうお話は何度かさせていただきましたよね?
この善玉ストレス、悪玉ストレスは、皆さんのお仕事や、
生活を含めて・・・なんて表現したらいいのでしょう。
勝手に名前を作ってしまいますね。

えーと・・・『こころの能率』にします。
そう、『こころの能率』に影響します。

ストレス、それは最初は善玉ストレスが現れます。
その強さ=ストレスの強さの度合いが善玉ストレスが支配している間は、
『こころの能率』は向上していきます。
善玉ストレスが、「やる気」とか「積極性」と形を変えるからですね。
しかし、ある一定の程度を越えてしまうと。
今度は、悪玉ストレスに支配されてしまいます。
そうなると、『こころの能率』は一気に下がってしまいます。
お仕事も思ったとおりに進まない、お家のことをするのも億劫。
そして、、、大切な人を一瞬のうちに奪ってしまう、
過労死・突然死はこの、悪玉ストレスに支配されてしまった、
『こころの能率』が落ちた状態が進んでいった場合に起きやすいと
言われているのです。


『こころの能率』が落ちた状態=慢性的なストレスで
心身の疲れがたまっている時に、
急性ストレスが追い討ちをかけてしまうことがあります。

『こころの能率』が落ちた状態が続くと、
免疫力が低下したり、動脈硬化等、身体の中で危険な現象が
起こりやすくなっています。
そこに、急性ストレスが加わってしまうと、
急激な血圧上昇や、血液の凝固等の変化に身体が耐え切れず、
過労死や突然死の原因のかなりの割合を占める、急性心不全や、
心筋梗塞の補佐が置きやすい状態を招いてしまうのです。

ストレスが、身体やこころに、深刻な影響を与えてしまうということは、
おわかりいただけましたでしょうか?

残念ながら「私に限って」は、ないのです。
形の違いや、それぞれ置かれている状況によって
強さの違いはありますが。
私達は、毎日ストレスにさらされているのです。
だけど、ストレスから逃げることは、不可能ですよね?
だから、正体を知って、ある時は味方につけて。
ある時は、最低限の被害で食い止められるように。
上手い付き合い方をみつけられればいいのですよね。

そこで、ストレス反応の主役を務める2つのホルモンをご紹介します。

ストレス反応には、「カテコラミン」と「コルチゾール」
という2つのホルモンが大きな役割を担っています。
この2つのホルモンは、本来、ストレッサー(以前、手のひらにのせた
軟式のテニスボールを指で押したらどうなりますか?
って想像をしていただいたときの、指にあたるものですね。)
の攻撃に対して、身体とこころを防御するために分泌されるもの
で、身体とこころの昨日を色々な形で調節する力を持っているのです。
善玉ストレスの支配下では、そんなに影響は出てこないのですが・・・。
一旦、悪玉ストレスの支配下に落ちてしまうと、
この2つのホルモンの影響が過剰な形で現れてしまうことがあります。
その過剰な形とは、具体的にはこのようなものがあります。

免疫系統の乱れ、動脈硬化や血栓の形成の促進、
性せんホルモン低下による無月経などです。
これらは、私達の生命活動全般に深刻な影響をもたらすものです。
そして、これが再び、ストレス疾患の原因となったりという
悪循環を招くのです。


さて・・・今回は悪玉ストレスが、身体に悪いのは何故?
ということについて、お話させていただきました。
次回は、今回の後半で出てきた、
ストレス反応の主役を務める、2つのホルモン-「カテコラミン」と
「コルチゾール」について、ぐっと迫ってみたいと思います。


今回もお付き合い、ありがとうございました。


ではまた、次にお会いできますように♪  See you again!


文 :  スタッフ 桜井 ともこ


-- 代表カウンセラー 椎名あつ子 --
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