メールマガジンバックナンバー
「女性のためのこころの相談室」 第29号
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
-------------------------------------------------------------------------
★.・・°°°°
「女性のためのこころの相談室」 第29号
.。・・ °・ . ★ 横浜心理ケアセンター
-------------------------------------------------------------------------
2004.2.17
―― こころのアンチェイジング ~ 錆びないこころをGETしませんか? ――
やる気は引き出せる?(4)~やる気と集中力を味方につけよう!~
・ ° . ° . ・・ ° . ° . ・・ ° . ° . ・・ ° .
・ ° . ° . ・
こんにちは、スタッフ桜井です。
さて、今回は、引き続き(続いちゃうんです・・・(苦笑))
「集中力は育つ?」ということで、お話させていただきたいと思います。
前回は長男:「やる気」&次男「集中力」&三男「やる気ホルモンTRH」
の名づけて、やる気3兄弟のお話をさせていただきました。
やる気3兄弟を味方につけるための、
準備運動と、方法の例を御紹介させていただきました。
本題に入らせていただきます。
今回は、やる気3兄弟の次男、「集中力」さんにスポットライト
をびかーっと当ててみたいと思います。
・・あ、集中力さんは、些細なことで簡単に崩されてしまうんでした。
では、そぉっと集中力さんに迫ってみたいと思います。
(心なしか、小声になっています)。
実は、集中力さんを育てる(高める)方法は、たくさんあるのです。
では、今回はそのうちのいくつかを御紹介してみましょう。
◆残像法:
スポーツでもよく使われる方法です。
1.特定の図形等をじっと20秒間ほど見つめる。
2.その後、目を閉じ、その図形等の残像を思い浮かべる。
最初は30秒ほどで残像は消えてしまいますが、
練習していくと、驚くことに
1分以上も残像が残るようになっていくのです。
そればかりでなく、もっと進むと、集中したい時に、
目を閉じて、その残像を思い浮かべるだけで、
集中力が育つようになります。
◆メンタルトレーニング:
残像法と同様、こちらもスポーツでよく使われる方法です。
目標を達成した自分、やり遂げた自分をイメージします。
この時、たとえば勝負なら、”勝ちたい”ではなく、
”勝つ”というような考え方をすることが、
重要なのだといいます。
集中力を育てるヒントは、この辺りにもありそうですね。
◆禅:
神経を鎮めて、雑念を払うことによって、集中力が育つといわれています。
もちろん、今御紹介した以外にもたくさんあります。
たとえば、音楽を聴くとか、雑巾を縫うなどの運針、
半紙に墨でお経を写す写経といった、
比較的単純だと思われる作業をすることで、
集中力を育てていく方法もあります。
『どれが確実に、皆さん全員に効きます!』と方法はありません。
それは-もちろん、皆さん一人一人が違うからですよね。
ですから。皆さん一人一人が、自分に合った集中法を見つけることが大切で、
必要です。
「自分の集中法」を探す方法のおススメは。
自分が「集中できたな」と感じた時、
逆に「集中できなかった」と感じた時の状況を分析して、
メモなどに残しておくことです。
その時の室内などの環境、ご自分のコンディション、
それから、何をやっていたか。。。
分析する際には、やる気ホルモンさんと同じように、
心理的な要素が大きいことを頭において、やってみてくださいね。
また、いままで、お話してきた集中法は、
他にもいろいろな使い方があるのです。
たとえば、ストレス解消や、マイナスの方へ、
マイナスの方へと気持ちが引っ張られてしまうなんて時にも、使えるのです。
たとえば、イライラ・ムカムカ・・・。
こんなときは、自分が見つけた自分に合う集中法で気持ちを切り替えるのです。
または、そんなときこそ、自分が楽しく笑っている顔を思い浮かべるのも・・・
もちろん、立派なメンタルトレーニングですよね。
上手につかって、マイナスの方へ向かいそうなあなたの集中力、こころを、
他の有意義な目標へと振り分けていければ、
自分のこころの余裕と、引出しは増えますよね?
それともう一つ、脳の働きをサポートするというアプローチで
サプリメントを利用するという方法もあります。
普段の状態から、脳を活性化させておくためには、
ビタミン類が不足しない食生活も大切です。
もちろん、食べ物で全てを摂取できることが望ましいのですが、
なかなか難しいですよね。
そんな時には、以下のものが入っているサプリメント等で補うのも
一つの方法ですよね。
<ビタミンB1>
ビタミンB1が不足すると、糖分からエネルギーへの変換が
上手くいかないため、脳の働きが鈍ります。
<カロテン・ビタミンC・ビタミンE>
脳細胞を活性酸素の攻撃から守って、脳の働きを促します。
<ホスファチジルセリン>
頭脳労働の多い人にお勧めのサプリとして近頃注目を浴びています。
体の中にあるリン脂質の一つで、脳細胞に多く含まれています。
今回は、「やる気は引き出せる?」の第4弾ということで。
集中力は育つ?ということでお話させていただきました。
次回は、ストレスが身体に攻撃してきたときに起こる、
こわい「ストレス性疾患」についてお話を始めさせていただきます。
ストレス、侮る事なかれなんですよ。
あなたと、あなたの大切な人を
今も狙っているかもしれない「ストレス性疾患」。
それから、皆さんを守ることができたら・・・。
本当にそう願います。
今回もお付き合い、ありがとうございました。
ではまた、次にお会いできますように♪ See you again!
文 : スタッフ 桜井 ともこ
-- 代表カウンセラー 椎名あつ子 --
*―― セミナー開催のおしらせ ―――――――――――――――――――*
| |
| 『つまづいた心を癒す四つの処方箋』 |
| =========最近、ちょっと落ち込みがちで・・・ |
| そんなあなたのために========= |
| |
| 皆さんのパーソナリティーを分析し、ストレスとのポジティブな |
| 向き合い方、周りの人達とのより良いコミュニケーション方法などに |
| ついてレクチャー致します。 |
| |
| ◆講師:「横浜心理ケアセンター」代表カウンセラー椎名あつ子 |
| ◆内容:第1回 2月19日(木) |
| 第2回 2月26日(木) |
| 第3回 3月 4日(木) |
| 第4回 3月11日(木) |
| ◆時間:19時~20時30分(全4回とも) |
| ◆会場:開港記念会館4号室 |
| ◆会費:各1回 \4,500 |
| ◆応募方法:1.名前、2.年齢、3.電話番号、4.メールアドレス、 |
| 5.参加したい回、をメール、FAX、ハガキにて、 |
| 「横浜心理ケアセンター」までお送り下さい。) |
| *定員(20名)になり次第締め切りとさせていただきます。 |
| *1回のみの参加も可能です。 |
| ◆詳しくはコチラをご覧下さい→ http://www.shinri-care.com/semi.html |
| |
*―――――――――――――――――――――――――――――――――――*
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
-------------------------------------------------------------------------
・ 編集/発行 :椎名 あつ子(しいな あつこ)
・ ご意見・ご感想 : atsuko@shinri-care.com
・ サイトURL : http://www.shinri-care.com/
・ 配信解除 : http://www.shinri-care.com/mailmag.html
・ メルマガ :まぐまぐ( http://www.mag2.com/ ) ID:0000119949
:Melma! ( http://www.melma.com/ ) ID:m00101645
-------------------------------------------------------------------------
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*