2017年08月15日

イブサンローラン―同性愛の愛―

イブサンローランの
自伝の映画を見ました。

今年の春に
マラケッシュに行った時、
イブサンローランの
住んでいた家が
Jardin Majorelle(マジョレル庭園)
という植物園として
存在していたのを
思い出したのでした。

彼は同性愛者で、
亡くなるまで
恋人と
同じ時間と同じ空間の中で
果てしないプレッシャーからくる
苦しみや孤独や悲しみを
シェアしあって
生きてきたのでした。

映画では、
女性が一番美しく
魅力的であるための服を
作り続けるための苦悩、
彼の繊細すぎる程の心の状態、
そして、
恋人と愛し合う中での闘い、
混乱、戸惑いを描いていました。

映画を見終わってから
実は、恋人とは、
彼が亡くなる前に別れていて、
仕事上のパートナーとしては
関わりがあったものの
彼が亡くなったあと
恋人は80歳すぎて
新しい人と結婚して
今に至っていることを
知りました。

イブサンローランは
71歳程で亡くなっていますが、
人生とは、愛とは、を
考えさせられた日でした。

私は、
一人のカウンセラーとして
まだまだ未熟で、
アマチュアですが、
これからも
私ができる中で、
人の中にある
目に見えない心の存在を
何よりも大切な物として
なるべくたくさんの人に
伝える仕事を
していきたいと考えています。

同性愛者も
性同一性障害も
精神障害も
心の病も
普通だと思っている人も
そうでないと思っている人も
みんなに平等に
心はあるのですから。

この映画は、
大きな事を
私に残してくれました。

投稿者 椎名 あつ子 : 16:19 

2017年08月08日

従業員のメンタルケアセミナーについて

先日、8月4日に
メンタルケアのセミナーを
させていただきました。

内容は、
心の病について、
心の病の人に
上司が言ってはいけないことばと
言ってもいいことば、
また休職から復職への流れの中での
注意点などの話を中心に
致しました。

心の状態は、
人間ドックを受けるように
レントゲンや血液検査や
内視鏡でわかることではなく、
目に見える物ではないですし、
数値でわかるものでもないからこそ、
ケアが大切だということを
私が一番伝えたかったことでした。

会社のトップが
従業員の心の状態を知ることは、
ある意味、
プライバシーであることも多いため、
難しいことでもあります。
しかし、仕事上でのこととなると、
話はちがってきます。

何がプレッシャーによるストレスと
なりやすいのか、
どんなことが
従業員を上から抑え込んでしまうことなのか、
ストレスをいいモチベーションに変えるための
指示とは何なのかを
知った上での指導は、
相手への伝わり方も
変わってくると思います。

会社内で、
従業員が心の病になって
休職や退職をする前に。
また、たとえ、
心の病になったとしても、
また復職できるように
どうサポートしていくのかを、
これからの時代の
「リーダーの条件」の中に
“メンタルケアについて知っている”
ということが
増々必要となってくると
思っております。

横浜心理ケアセンターでは、
企業さま向けに
従業員のためのメンタルケアについて
講演会やカウンセリング、
顧問カウンセラーとしての
仕事も行っております。

国家公務員をはじめとする、
さまざまな民間企業さまとの
仕事もさせていただいておりますので、
興味をお持ちである企業様がいらっしゃいましたら、
一度、ご連絡をいただきたいと思っております。

大切な従業員を心の病から守ることも
企業の成長につながる
これからの大切な考え方の1つだと
思っております。

また、今回のセミナーの機会を
与えて下さった
未来創造弁護士法人の
三谷様、心からお礼申し上げます。

☆企業様向けのメンタルケアについては→こちらをご覧ください。

投稿者 椎名 あつ子 : 12:23 

2017年08月01日

怖い話

今日は、夫婦のカウンセリングでの、
少しぞっとする怖い話を書きます。

なんとなく、お二人がすれ違ってきたり、
なんとなく、会話が減ってきたり、
なんとなく、一緒にいてもつまらなくなって、
どちらかが冷たくなってきたり、
価値観や性格のずれを
大きく感じてきたり・・・
そんな若い夫婦がよくいらっしゃいます。
最初は、お二人でいらっしゃる前に
悩んでいるどちらかが先に来ることが
多いのですが
その後、ご夫婦で同席で
お話を伺うこととなります。
お話をされていると、
まだ気づいていなかったり、
不信を感じながらも
確認できていなかったり、
確信するのを怖くてしてなかったり・・・
つまり不倫がそこにある場合が
よくあります。

私は、もちろん警察官でも裁判官でも
ないので、
尋問をしたり、ジャッジをしたりは
しませんし、できませんが、
何十年もカウンセラーという、
人の心を読み取る仕事をしていますので、
わかってしまう時は、
わかってしまうのです。
「この人、ウソをついてるな」と。
ただ、時々、顔付きの変化や話し方で、
嘘がわかり、
私自身、驚きを隠せなくなる程の
時間に直面します。
もちろん、こういった時でも、
わかっていないふりをして
淡々と聞いているのが
カウンセラーの仕事なのですが。

ただ一つお伝えしたいのは、
嘘をついていること、
不倫をしていることなどがあっても、
カウンセラーは守秘義務があります。
相手に話してしまうこともありません。
ですので、心の中に罪悪感があったり
困ったことがあるのなら、
こっそりと1人で来てくださって
欲しいのです。
「実は・・・」と
素直に打ち明けて欲しいのです。
裁判などの大きな問題になる前に
お力になれる場合も
数多くあります。
一人で悩んで、
言い訳をし続けてしまった結果は、
相手もそして自分の心も
傷つけてしまいます。
どうか打ち明けてみる勇気を持ってみてください。
本当に怖い話になる前に。
よろしくお願い致します。

投稿者 椎名 あつ子 : 12:35 

2017年07月27日

夏休み

子どもたちの夏休みが始まりました。
子どもの夏休みとなると、
お母さまたちも、
食事の用意、夏休みの宿題のケア、
生活リズムのことなどで、
いろいろとお忙しくなる時でもあると
思います。

また、子どもたちも、この時期、
学校が休みの分、
リラックスできる時間が増えつつも、
宿題や生活リズムを整えるのに
問題が起きてきます。

そのため、お母さまたちも
子どもたちに対して言いたいことが増えて
親子喧嘩が増えてしまったり、
その事などで
子どもも反抗的になったりする時期
でもあります。

また、今まで子どもに対して
気付かなかったことが見えてきたり、
心配に感じることが出てきたりもします。

この時期、子どもの性格や生活、
勉強の遅れなどのことで
お母さまや子どものカウンセリングも
増えてきています。

夏休み明けからの不登校も
よくある問題です。
少し時間ができた夏休みだからこそ、
一度、今まで気づいていても
ついつい見逃してきた事について、
また、新しく見えてきた問題などが
ありましたら、
学校がまた始まる前に
一度ご相談に来てみては
いかがですか。

ここ横浜心理ケアセンターは、
夏休み中はとくに休みを頂いておらず、
いつも通りの日程で行っております。
よろしくお願い致します。

☆子ども向けカウンセリングについてはこちらをご覧ください

投稿者 椎名 あつ子 : 17:07 

2017年07月04日

性同一性障害と愛の形

10年来の友達の起業と結婚祝いを
私の家でしました。

その人は、性同一性障害と診断されていて、
10年以上思い続けていた
大切な愛する人がいました。
その人は、何回も
一言では言えないつらい手術を
愛する人のために行い、
やっとその人の望む性別となり、
愛する人と法的にも結ばれました。

性同一性障害という
障害があることすら
本人が当時は知らず、
若い頃から性別に苦しみ、
絶望し、自暴自棄になり、
死を望みながらも、
死にきれず、
生きる希望すら見いだせず、
ただ生きていた時代があったと
言っていました。
その人は、夢を捨て、
どうでもいい生き方を
若い頃はし続け、
中学さえもあまり行かず
ただ自分の生まれてきた性別を恨み、
運命を恨み、
親を憎み、生きてきたと言っていました。

ある日、10年程前、
その人が私に自分の状態を
カミングアウトしてくれた時から
本当の友達となり、
今の関係となりました。
その人は、愛する人のため
寝る時間を割いて仕事をし、勉強をし、
今の仕事の資格をとり、
やっと自分の事務所を開き、
愛する人と法的にも結ばれ、
結婚しました。

高い高い空からおりてきたような、
地獄から這い上がったような、
果てしない奥深い感情の中から、
ひたすら信じ続けた結果の
“愛”の形でした。

私は、これを美しく、
真実の現れだと感じてやまないのです。
こんな愛の形が存在するのかと
思うほどの愛の形を
その人は私に示してくれたのでした。
その人は、
愛するその人が自分を変えてくれたと言い、
いつも「感謝します」と、
この私にも伝えてくれています。

望まない性別で
苦しんでいる人、絶望している人、
そして本当の愛を求めている人、
その夢を手に入れた人がいます。
命をかけて努力し続けて、
そして、守り続けた結果、
私たちは誰もが、
自分が自分らしく生きるために
達成するエネルギーを
持っているのだと、
その人を見て心から思えます。
その人は、神様が
私に与えて下さった大切な友達だと
思っています。

私は、本当に人が生きていくうえで
大切なことを
その人から教えられた気がしたのでした。

Kさん、心からありがとう。
そして、神様に感謝します。
とても、素敵な一日でした。

投稿者 椎名 あつ子 : 14:28 

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

横浜市中区に開設している女性のための心のカウンセリングルームです。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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