2020年04月アーカイブ

2020年04月28日

聖域

去年の今ごろ
私はドバイの砂漠に
いました。

一年後の今を
考えるはずもなく

それは、
果てしなく

夕陽に輝く砂の
一粒一粒だけが知る
人類の
歴史を秘めた姿。

今も、これからも
太陽の
灼熱の光と、共には
誰も生きることはできない。
鳥も
草も
虫も
そして、すべての菌も。

太陽が沈みかけた頃
初めて
訪れられる空間。

そうやって、
守り続けられた
神の聖域が
そこには、確かに
存在していた。

でも、
私たちは
聖域までも、
少しづつ
自分勝手に
壊し続けているのかも
しれない。

そして、
空間や環境や自然
だけではなく
人の心や
人の存在や
人の大切な聖域までも
支配して
強制して
自分の思うどおりに
しようとしている
人がいる。

そんな現状を
誰が
守れるのだろう。

夫婦であっても
親子であっても
恋人同士であっても
個々の
守られるべき
聖域はあるから。

自分と人の
聖域を壊さないように

大切に
大切にしたい。

壊れてしまったら
もとには
戻らない物がある。

それが、
聖域と言う。

私は、
そう、思います。

投稿者 椎名 あつ子 : 14:25 

2020年04月24日

1人で悩まないで

毎日亡くなった人の数を
見ていても
知らない人だと
実感できない事実があることを
感じています。

知っている有名人の
名前がでて
はじめて
どうする事もできない
不安と恐怖と
得体の知れない物への怒りが
大きな悲しみとなって
襲ってきます。

いま、
世界の人たちと
同じに
私たちは闘っています。

個々の苦しみは
それぞれでも、
闘っている相手は
同じ
目に見えない
得体の知れない物です。

そして、みんなが
ある意味同じような
経済的な不安、
不信感だらけの環境、
終わりの見えない孤独感、
傷付け合ってしまう状況など
たくさんの事を抱えています。

それでも、
太陽が毎日昇るように
いつかは、必ず
光の道がみえるはずだから。

私たちの先祖の人たちも
たくさんの事を乗り越えて
生きたはずだから。

大切な友達、
大切な家族、
大切なパートナー、
かけがえのない命を
とにかくまもるために、

信じてみたいと思います。
自分を。
そして、未来を。
みんなで一緒に。

この、悲しみの涙を
喜びの涙にしたいと
本当に強く強く
感じています。

投稿者 椎名 あつ子 : 16:56 

2020年04月10日

新型コロナウィルスに負けないための心のケアについて

今、私たちの生活は
新型コロナウィルスにより
仕事はテレワーク中心となるところが増え
また子ども達は学校が休業となり
家族みんなが家の中で過ごす事を強いられています。

そんな中で最近は
今までも夫婦問題で悩んでいた人達が
一緒に過ごす時間が増えたことで
より、大きな問題になりつつあったり
また、そのイライラや不安定な状況のために
子どもにあたってしまうことが多くなり
虐待に近い事が起き始めている状況があります。

一緒にいる時間が増えたことだけではなく
当然、経済的にも不安になりはじめています。

誰もが食材や衛生面に必要とされる様々な物の購入で
出費は多くなっていますが
収入が今まで通りで安定している人は
ほとんどいない苦しい状況があります。

そういった先の見えない不安が
つもりつもって、ストレスがいっぱいになってしまい
お互い、ピリピリ、イライラしています。

子ども達もそういった両親の様子を気にしながらも
コロナウィルスへの恐怖を
心の中に大人よりも秘めていてもおかしくありません。

「外に出るのが恐い」
「学校に行きたいし友達にも会いたいけどコロナが恐い」
「コロナで死ぬのが恐い」
「手や体を洗うことがやめられない」
「体中、汚い気がする」
「お父さんの仕事がなくなったら死ぬしかない」
など・・・。

小さな子ども達の心も弱っています。
そして、親達も
家を買ったこと、車を買ったこと
転職したこと、旅行に行ったことなど
楽しかったことも後悔をしはじめてしまい
そして将来に対して、ネガティブな感覚しか持てなくなっているため
ケンカが増え続け
言葉や身体への暴力も出てきてしまっています。

こういった状況は今、
世界中の人たち誰もが抱えている問題ですが
大切なのは、まず、
1、身近な人と苦しみや辛さを分け合う。

2、身近な人と一緒だから今を乗り越えられる事があるということ。

3、「~だからよくない」ではなく
「~にすればいい方向にいく」という考え方をしていくこと。

4、 今の苦しみは自分だけではないから
みんなで乗り越えていくべきだということ。

5、 今この時、人の意見に振り回されず
コロナウィルスの知識を増やし
冷静な対応を心掛ける。
ことだと思っております。

それでも不安で眠れなくなってきたり
食欲がなくなったり
恐怖で気持ちがざわついたり
胸がドキドキしたり
緊張で呼吸がしづらくなったりしはじめたときは、
こちらでは電話、スカイプでのカウンセリングも行っておりますので
1人で悩んでいるようでしたら
是非ご連絡していただけたらと思っております。
ここ横浜心理ケアセンターがみなさんの駆け込み寺であり
吐き出せる場所として
少しでも寄り添っていくためにお力になれればと
思っております。

よろしくお願い致します。

投稿者 椎名 あつ子 : 17:13 

2020年04月07日

新型コロナウィルス対応として ~営業(開室)のお知らせ~

緊急事態宣言が出る中、
弁護士とも相談致しましたが、
「社会生活を維持する上で
 必要とする施設」として、
当センターは当面通常通り
営業(開室)をしております。

今、新型コロナウィルスの影響で
誰もが不安で、憂うつな状況に
なっております。
コロナ鬱的状況も
増えている中、
ここ横浜心理ケアセンターは
来所でのカウンセリングは
今まで通りで、
お電話、スカイプ等での
カウンセリングも
行う方向ですすめております。

こういった時に、
誰もが個々の
免疫力を上げるため必要なことは
自律神経の働きを見直すこととなります。
ストレスに対処することが
心理状態にも大きく影響されます。

1. 身体を動かす
2. 食事のバランスをとる
3. ぐっすり寝る
4. よく笑う
5. 身体を温める
6. リラックスできる時間をとる

上記以外でできることとして、
ここセンターでは、
コロナ疲れやコロナ不安、コロナ恐怖、
また将来の不安の中での
夫婦関係、親子関係、仕事の問題など
深刻な状況に対して
少しでもお力になりたいと
考えております。

よろしくお願い致します。

投稿者 椎名 あつ子 : 12:00 

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

月別アーカイブ

カレンダー

2020年4月
« 3月   5月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

オススメ