マイウェイ 女性カウンセラーのプチ・エッセイ

長い間、ブログが書けなかった。

仕事のせいにすれば
それもそう、
私の余裕がなかったことにすれば
それもそう、
時間がなかったにすれば
それもそう。

さて、いろんな人たちの
日々のたくさんのドラマの中で、
「幕を降ろす」
ことについて考えた。

過去は過去。

過去をいつまで引きずっているのか…
と言われれば、その通り。
でも、引きずりたくなくても、
傷はふさがらず、大きくなり始めて
モンスターのようになってしまった中で、
過去は、今でも続く、
現在の現実の苦しみ。

親から言われたことば、
そして行動、
学校でいじめられたこと、
上司のパワハラ、
夫の裏切り、
そして子どもの死…
など…

たくさんありすぎる
ひとりひとりの過去。

苦しすぎるし、
つらすぎるし、
残酷すぎる。
耳をふさぎたくなる過去。

それでも、幕を降ろそう。
過去のドラマを終わらせよう。

でも、幕を降ろすのを決断するのも、
降ろすのも、誰でもないあなた自身。
あなたしか降ろせない。
カウンセラーの私は、
幕を降ろすためのお手伝いが仕事。
やはり最後はあなたが降ろす。
そうじゃないと、
未来の幕は開かない。
開かないと先が見えない。
ここにとどまっているしかない。

つらいけど、重いけど、
さあ、一緒に幕を降ろそう。
次のドラマを見たいから、
これから始まるドラマのために、
新しい幕を上げるために、
過去のドラマは幕を降ろそう。

さようなら、
そして、こんにちは。

私は、あなたたちと、
新しいドラマを見たいです。

ゴールデンウィーク前の今日。
そんなことを考えた。

幕をきちんと降ろす作業、
私も手伝います。
いいえ、手伝わせてくださいね。
そして、私にも、
新しいドラマを見せてくださいね。
きっと、これからが見所の、
人生のドラマのはずだもの。