2016年11月アーカイブ

2016年11月29日

 

私はよく夢を見ます。

眠りが浅いせいもあります。

チワワの犬2匹と

一緒に寝ていることも

原因だと思います。

 

疲れているときはよく

誰かに追いかけられる夢であったり

走り続けていたり

コンクリートのかべをよじのぼっていたり

よくします。

朝起きて、

疲れきっていたりします。

 

それでも朝起きて

コーヒーを飲むと

仕事モードになって

切り替えられています。

見た夢を覚えていることも

忘れていることも

あります。

 

先日、とても愉快な夢を見ました。

夢の中で

何か嫌な事があって、

そこはよく覚えていないのですが

突然、自分と犬2匹に

プロペラが背中について

その場から突然大空へ向かって

飛ぶ夢でした。

これはなかなか解放的な夢でした。

 

夢分析の視点から考えると

私は何かから

逃げたかったのだと思います。

 

大空を飛んで

いろんな景色を空から見ました。

どこまでも続く草原や

小さく見える羊たちの群れや

明かりのついた家々・・・。

私はしばらく

大空をゆらゆら飛んだあと

元の場所に着陸していました。

着陸したときは

安心感がありました。

 

元に戻る場所があるから

逃げたくなるのだと

何故か納得しました。

 

その夢からは

私は逃げてしまいたくなっても

いいのだと教えられました。

そして、必ず、

帰ってこれるのだと。

元の場所へ。

 

いい夢でした。

投稿者 椎名 あつ子 : 17:11 

2016年11月22日

クリスマスツリー

ツリー

クリスマスツリーを
事務所に飾りました。

あと1ヵ月もすればクリスマスが来る
というのは
あまりにも時間がたつのが早すぎて
何だか、焦りも感じます。

毎年、この時期になると
今年一年の振り返りをして
いつも、何も変わらない。
何も変わっていない。と
これといって
大きな変化のない日々に気づいて
唖然とする自分がいます。
歳だけはとっていって
刻々といろんな事が変わっているのに。

先日、友達になんとなく
「どーしてる?」とメールしたら
「日々、同じことの繰り返し。
 年のせいか、
 最近めんどくさい事ばかり」と
返信がきました。

友達のメールを読んで
少しほっとした自分がいました。
私もそう思うことがあるな。と。
前に進みたくても進めなかったり
まぁ、いいか、と勝手に自分であきらめたり。

そんなことも感じていて
気分を変えるために
クリスマスツリーを
飾ったわけです。

緑と赤と銀色のオーナメントに
あふれるツリーは
部屋全体を明るく楽しい気分に
させてくれました。
モヤモヤした気分は
一瞬で、華やかな気分へと
変われました。

こんな日々の小さな変化こそ
大切にしたいと思ったのでした。

投稿者 椎名 あつ子 : 13:29 

2016年11月15日

戦い

米大統領選で敗れたヒラリークリントン氏の
敗北演説を何度も聞きました。

「私は人生のすべてを、
 私の信念のための戦いに
 注いできました」
「今回の敗北もつらいものです。
 でも、自分が正しいと思うことのために
 戦う価値を、
 どうか信じ続けてほしい。」

女性だからという意味で
この演説に心打たれたわけではなく、
これは、
この世の中に生きている
すべての人に向けてのメッセージとして
私は受け止めました。

社会生活の適応からはずれないことが
大切といわれる社会。

そしてまた、
不本意であっても理不尽であっても
周りに合わせて
“ふつう”であることが良いとされる時代。

専業主婦(主夫)であっても
会社員であっても
学歴や生活レベルで人を判断しがちな社会。

専門職でも総合職でも一般職でも
女性の年齢に対して
結婚適齢期からはずれていないか
という視点でみる社会。

障がい者や精神的な病気に対して
偏見がまだまだある事実が
当たり前とされている社会。

そんな社会の中で
“自分が正しいと思うことのために戦う”意味。

そして“私のゆるぎない信念”の意味。

何度も何度も聞きながら
自問自答しました。

“戦う”ということばには、
怒りのようなヒステリーのようなイメージが
正直あります。
戦っている人に対して
自分本位のような自己満足のような
イメージもあります。

ただ、自分が正しいと思う生き方を
信じるということが
戦いの意味であるならば
そこには、凛とした強い美しさがあります。

そしてその戦いには、
自分と反対の人に対しても、
そのことを受け止める勇気が
必要となってくる気がします。

戦いは争いとは違うのだと
このメッセージを聞きながら、
感じたのでした。

投稿者 椎名 あつ子 : 16:09 

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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