2022年07月12日

共働き夫婦のカウンセリング 2

今回は前回の共働き夫婦の「離婚」を考える原因についての
第二弾を書いていこうと思います。

2.〈お互いの経済的な価値観の違いと育ってきた家庭像のすれ違い〉

専業主婦世帯数を追い越したとされる1990年頃
共働き世帯数は今や2倍以上となっていて
増え続ける傾向であるようです。

夫婦共に働いていると
収入の高い方と低い方が明らかになります。
そのため収入の低い仕事をバカにしたり
家事や育児を押しつけてしまったり
または、収入が高い方が
権威的になっていたりする場合も少なくありません。

また、共働きは片働き(妻が専業主婦などの場合)に比べて
支出内容が複雑で、家庭内のお金の流れや
貯蓄の状況が分かりづらいために
相手の収支をよく知らない夫婦も多いようです。

また、共働きの方が冷凍食品や外食費、交際費、
被服費、美容費などのコストがかかっており
そのため後になって貯金があまりできていないことを
相手のせいにしてしまったりのケンカも多く見られます。

また、育った環境が共働きか片働きかによって
受けている影響が大きく違っていたりもします。

お母さんが専業主婦だった場合は
帰宅した時に食事が出来上がっていたことが
当たり前だったり、
掃除も洗濯物も毎日きちんとされていたりで
結婚してから共働きを経験する上で
相手への感謝よりも
相手のしてくれていないことへの不満が
溜まってきてしまう人も多いように思えます。

また、共働きをする意味が
経済的な理由の場合と
女性の自立という生き方を大切にしたい場合とがあり
後者の場合は夫の妻への尊重と理解が必然となります。

まだまだ日本は男性社会が中心であるのも現実で
女性が男性と同じように働くことには
リスクや不本意な部分が数多くあることを感じずにはいられません。

ただ最近は夫側や社会の問題だけではなく
妻が経済的に自立してきたために妻が権威的になり
妻の言葉や態度が強くなっているために
夫婦のバランスが大きく崩れている場合も数多くあり
共働きの妻のモラハラも増えていたりしています。

そんな中でどうしたら共働き夫婦が仲良く尊敬しあえていくのか…

次回また共働き夫婦の事例と共に
一緒に考えていきたいと思います。

                           つづく

投稿者 椎名 あつ子 : 14:47

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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