2016年09月15日

ママさんたちへ

 

昨日、ドコモサイトの「ママテナ」に
インタビュー記事がのりました。

『子どもに悪影響がある子の特徴とは?
~「正直、うちの子と遊ばせたくない子がいる」、どうする?~』
記事はこちら

若い世代のママさんたちの
子どもの様々な悩みについて
お答えする記事です。

今回は、我が子に悪影響を与える友達とは?
もし、そういった状況の場合、
どうするかといった内容で
2回に渡って掲載されます。

今までも何度か「ママテナ」では、
夫婦の問題や子どものしつけの問題について
インタビューを受けて
記事となって出ています。

興味のある方はどうぞ
読んでみてください。

毎回、取材の方とお話しをさせていただいて、
後日、記事をチェックして
載せていただくわけですが、
インタビューを受けていて
いつも思うのは、
昔、私の子どもが小さかった頃
私が悩んでいた子育てについて
まさにこのタイトルのようなことだったなと
思い出すわけです。

私の母親に聞いても、
ちゃんとしたアドバイスは
もらえなかったですし
ママ友にも相談しにくかったり
子育てが孤独との闘いで、
何が正しいのかわからずに
時が過ぎていったことを
思い出すのです。

今は、子どもたちも
社会人として成長し、
私が彼女たちの生き方に対して
アドバイスすることはあっても、
彼女たちの価値観や考え方が
きちんと存在するようになった今は、
私は、受け入れて、
見守っているだけとなっています。

ただ、あの時、
もっとこうしてあげればよかったとか
あの時の私は
間違っていたのかもしれないと
罪悪感にさいなまれることも
山のようにあります。

あの時はもちろん、
よかれと思っていたことでも、
今になると
若かった私の決断や行動は、
感情的であったり
自分よがりであったりするのです。
反省することばかりです。

ただ、今、
若いママさんたちに
今の私が、
先輩ママとして
伝えさせていただけることが
あるとしたら、
母親は完璧ではないということです。
間違いもたくさんあって
当然ということです。

それでも、
「よかれと思っていたのよ」
ではなく、
きちんと、いつか、
その頃のことを
「あの時はママも悪かったよね」
と謝ることが
必要な気がします。

私もたくさんたくさん
娘たちには
今でも謝る時があります。

娘たちにも
若い頃の過ちはあるので、
お互い話し合って、理解しあって、
許しあえる関係となれることが
大切な事のように思います。

先日も、小さかった頃の話になり、
仕事が終わらず
下の娘のお迎えをママ友にお願いしたとき、
私の友達が
「ママはいつも忙しくて大変ね」
と娘に言ったそうです。
娘は、このお母さんのように
いつも迎えに来てくれればいいのにと
悲しくなり、
友達に私の話をしたくなかった時期が
あると言われました。

私は、あの頃、娘の気持ちより
とにかく迎えに行ってくれる人を
探すことで頭がいっぱいだったなと
今さらになり
反省させられたのでした。

若いママさんたち、
大変な時期ですけど、
自分を責めずに
がんばりすぎずに
少しは楽しみながら
子育てをしてくださいね。

本当の意味での子育ては
あとになると
意外と短い時間です。
今、子どもと関われることを
大切にして、
ママも一人の女性としても
生きていってくださいね。

応援しています。

投稿者 椎名 あつ子 : 14:00

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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