2006年10月09日

オシム様

今回はサッカーのお話。

私はオシム監督の、テレビのインタビューなどで見る
厳しさの中にある信念のようなものを、
時々感じるとき、胸の高まりを覚えます。
あの鋭い目つき、肉付きの良い大きな体、
苦労したのだろうなと思わせる深いしわ、
…好きなんですね。

ある日のテレビのオシム監督は、
このようなことを言っていました。

「サッカー選手はサッカーに生きるべきです。
 名声よりも、食事をしているときよりも、
 プライベートのときよりも、
 何よりもサッカーにすべてを懸けなくては、
 他の国には勝てません。」

貧しい国に生きた人の言葉には、
説得力があります。
生きた言葉というのは、こういうものだなと
思ったのでした。

ハングリー精神とよくいいますが、
平和的なここ日本にとってハングリーであること、
そして愛国心というものは、
遠い昔に忘れ去られたもののように感じます。

こういった考え方を持つことは、
私たち日本人にとっては
難しいことなのかもしれませんが、
私たち日本人にも、
「信念に向かって進む」
という考え方を持つことはできる気がします。

私は、
「他のことよりも何よりも
 カウンセラーとして生きるべきです。」
と言われたら、やはり無理ですけれど、

「信念を持ったカウンセラー」
なら目指せそうです。

オシム監督にカウンセリングしてほしいなと思った
今日この頃でした。

投稿者 椎名 あつ子 : 19:30

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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