2007年08月24日

離婚問題

ここ最近、30代~40代の
離婚の相談が増えている。

結婚して10年目ぐらいで、
お互いの価値観、
考え方のずれが大きくなり、
限界を迎える人たち。

相手の残酷な言葉に傷付きながら、
その結果、2人の間には、
会話が途絶える。
会話のない関係が、
子どもの育つ過程にも
影響を与え始め、
家族全体が機能しなくなり始める。

夫婦のカウンセリングでは、
お互いの性格の傾向を、
心理検査などではっきりと認知し、
その上で、何が必要か、
何が欠けているかを
理解していただいている。

相手の欠点ばかりが見えて、
先走って感情的になりがちな状態を、
客観的に見つめ合う。
また、言葉の伝え方、使い方を
学んでいってもらうこともある。

2人の関係が、修復へと向かうとき、
不登校の子どもが、
突然、朝起きて、
学校に行き始めることもある。
また、やはり別れた方が、
子どものために、いい場合もある。

夫婦の問題を分かり合えていない
2人が話し合っても、
いつまでも平行線である以上、
一度、カウンセリングといった場で、
客観的、かつ冷静になる必要も
あるということを、
改めて伝えていきたいと
感じている。

投稿者 椎名 あつ子 : 19:56

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

月別アーカイブ

カレンダー

2007年8月
« 7月   9月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

オススメ