2006年08月14日

感謝

先日、こんなメールを頂きました。
ご本人の承諾を得てここにご紹介させて頂きます。

~~~~~

先生のブログ読ませていただいています
一人のかわいい女性なのだと とても身近に感じるブログですね

私は 先生をとても尊敬していて・・・
大好きです
私の支えであると このご縁に感謝しています

わたしの独り言を聞いてください

私の たった一人で 恋人のように・・・
そしていつも
大きく見守っていてくれた 父が亡くなった実感がありません・・

誰にも迷惑かけずに 大輪の花火のような思い出を残して
惜しまれながら逝ってしまいました
倒れる前日は 町内に恩返しだったのでしょうか
元気に ご近所と空き缶拾いをして

当日は母と二人で夕食を食べに行き 健康のために散歩にまで行き
なんでもなかったのに 数時間後に 救急車で病院に運ばれ

倒れた次の朝 駆けつけた
私と夫と交互に手をつなぎ
照れ笑いをしてみせ 私達に心配させないような
精一杯の 笑顔だったのでしょう!

夜中に急変して 次にあったときは
まるで 寝ているようでした
すやすやと 気持ちよさそうに 声を掛ければ
起きそうな・・・

兄弟 妹 友人達・・・母の妹夫婦
とても沢山の人が どうしても会いたいといってくださり
病院に駆けつけてくれました

初めての入院
それも たった6日で眠るように逝ってしまいました

父は沢山の人を大切にして 愛して
周りの人から こんなにも大切に 愛されていました
それは とても嬉しいことで ありがたいことでありました

父は私の中で どんどん大きくなっていきます
一人娘が 父の生き方から学んだこと 愛され 受け継いだこと
大切に 大切にしていきたいと思っています
  今の気持ちを書かせていただきました  
父の事を考えるとき とても温かい気持ちでいっぱいになります

~~~~~~~

彼女とは様々な問題をカウンセリングで話し合い、
もう随分と長い月日がたっています。
時に家族の事であったり、人生についてだったり、
将来についてだったり。
私と彼女の関係はカウンセラーとクライアントではありますが、
同年代の女性同士といった共感でつながっている時を
感じることが多いのです。

私はこういったクライアントが増えてきて下さっていることに
心から感謝しています。

「カウンセラーでよかった」と
感じる時でもあります。
私のところの若いスタッフたちも
こういった関係をみてたくさんの事を学べていると思います。

私たちは病院でもなく、
つまり薬の治療では得られない物を探し求めて
日々、努力していこうと思います。

投稿者 椎名 あつ子 : 09:53

プロフィール

横浜心理ケアセンター

『横浜心理ケアセンター』

2000年から横浜市中区で開設しているカウンセリングルームです。
多種医療・弁護士などとの協力体制のもと、心理カウンセリングを行っています。
このブログでは、センターの代表である私が、一人の人間として、一人の女性として、またカウンセラーとして、日々の生活の中で感じた様々な出来事などをエッセイ風にみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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